【プロ直伝】ベースエッジを削ればスキーが変わる!
スキー板を手入れする際、ベースエッジを気にしていない方もいるのではないでしょうか?
ベースエッジの状態一つで滑りに大きな差が出ます!
スキー板の滑りを良くしたいと感じている方のためにベースエッジについてお話ししていきます!
目次(該当のシーンへ遷移します!)
ベースエッジを削るための道具
ベースエッジを削るために必要なのがやすりと専用のガイドの2品です。
スキー板の滑走面を0.5度削ることで滑走性と操作性が良くなります。
0度の状態の場合、エッジが雪に引っ掛かってしまいます。
スキーでケガをしないためにもベースエッジの角度に目を配らないといけません。
滑る種目によって角度が変わる!
滑る種目によってベースエッジの角度が変わってきます。
レースや競技の場合は0.5度~1.0度、デモや一般の場合は1.5度が目安。
サイドエッジの手入れも重要!
ベースエッジだけでなく、サイドエッジの角度も調整しないといけません。
まず、サイドの白い部分に対してはボーダーカッターで削っていきます。
理由はサイドエッジの角度を出す時に支障が出るからです。
その際、削り過ぎに注意する必要があります。
準備が整ったら、ガイドと呼ばれる道具でサイドエッジの角度を出します。
テープを滑走面に貼り、傷つかないようにするのがポイントです。
バリを滑らかにしてエッジの状態を整える!
エッジを削るとバリと呼ばれるものが出てきます。
バリとはエッジを研いだ後のケバケバした部分。
ダイヤモンド・ストーン・サンドペーパーを用いてバリを滑らかにします。
一般の方向けに用いられているのはサンドペーパーです。
レーサーの場合はダイヤモンド、デモはオイルストーンと用途によって使用する道具が変わります。
一つ一つ手仕上げていきます。
ベースエッジの角度により滑りやすさが変わってくるため、普段からスキー板の手入れを行わないといけません。
エッジが雪に引っ掛かり、ケガをする可能性も十分考えられます。
わずかな角度が滑りに影響することを頭に入れておきましょう!