松岡手袋 (まつおかてぶくろ)2023-2024NEWモデルラインナップと特徴を紹介します!
松岡手袋 (まつおかてぶくろ)は、日本の香川県にあるスポーツグローブの製造会社です。
「ErgoGrip(エルゴグリップ)」手袋という特許技術で、人の手の自然なカタチを得るために、ミリ単位の曲線と動きを研究し独自の技術力でフィット感を実現しました。
わずか1ミリの誤差も許されない縫製と、商品としての完成度を最大限にチェックする品質管理で、スポーツに携わるすべての人たちのパフォーマンスが向上できるように、こだわりのクラフトマン・シップで成長を目指しています。
今回の記事では、松岡手袋の技術を駆使した2023-2024最新モデルをご紹介していきます!
ESK-2330D
高級感あふれる国内なめしの牛革にデニム柄を型押してたグローブ。
デニム柄に合わせてレザーに凹凸があり、本物のジーンズのような質感に仕上がっています。
現在はブルーのみですが、今後ブラックやホワイトなどの展開も期待されているモデルです。
やぎ革も使用されています。
握りやすく疲れにくい「ErgoGrip」立体型採用した、3フィンガータイプです。
操作性と保温性を両立しています。
手のひらのストック保持部はアテ革で補強されており、頑丈な作りになっています。
グローブ内をドライに保つ透湿防水フィルムHIPORA® を内蔵し、軽くて暖かい高機能中綿を使用。
袖口はエラスティックバンドで調節可能。
人差し指にカラビナループがついており、乾かすときなどに使用できます。
ハンドストラップと保管用メッシュ袋が付いてきます。
ステッチはレインボーになっているものと、シンプルな茶色のステッチの2パターンが用意されています。
レインボーの糸は、一本の糸に7色の色が付いたものを使用しています。
このため、グローブ一つ一つ色のパターンが異なっています。
甲部分に設置の隠しポケットに小さなクロスが入っており、ゴーグル拭きなどに使用できます。
このポケットは、開いて使用すればベンチレーションのような働きもします。
また、リフト券などの小物も収納できます。
ESK-2340R
23-24シーズンは松岡手袋で初めて、レーシンググローブが登場します。
衝撃に強いやぎ革と手に馴染む牛革仕様のグローブ。
握りやすく疲れにくい「ErgoGrip」立体型採用した、4フィンガータイプです。
選手の方に話を聞いてみると「薬指・小指で舵切りなど細かい操作を行い、人差し指・中指は力を貯めたい」という声がありました。
その声を参考に、薬指・小指を自由に動かせ、人差し指と中指をくつけることによりグリップを握る力を意識できるようにと、4フィンガー(ガンタイプ)グローブが開発されました。
手の甲には、軽くて衝撃に強い松岡オリジナルのプロテクションを搭載。
ハンドストラップと保管用メッシュ袋が付いてきます。
ESK-2150/ESK-2130
松岡手袋定番のモデル。
5本指と3本指が用意されています。
高級感あふれる牛革、やぎ革を使用。
握りやすく疲れにくい「ErgoGrip」立体型採用で、操作性と保温性を両立しています。
手のひらのストック保持部はアテ革で補強されており、頑丈な作りになっています。
グローブ内をドライに保つ透湿防水フィルムHIPORA®を内蔵し、軽くて暖かい高機能中綿を使用。
袖口はエラスティックバンドで調節可能。
人差し指にカラビナループがついており、乾かすときなどに使用できます。
ハンドストラップと保管用メッシュ袋が付いてきます。
23-24シーズンは一部カラー変更が行われています。
5本指に関しては前回あったグレーが「OLIVE/IVORY」に変更されます。
今後も「CORK/BROWN」「BLACK/NAVY」の2色は継続し、残りの1色を毎年変えていきます。
3本指は5本指と比べて1色多い展開となっています。
22−23シーズンは「WINE/BROWN」だったものが「OLIVE/IVORY」に変更されています。
24-25シーズンには「GRAY/D GRAY」が別のカラーに変更予定です。
こちらも「CORK/BROWN」「BLACK/NAVY」は継続予定となっています。
ESK-2131
やぎ革仕様のスキーグローブ。
握りやすく疲れにくい「ErgoGrip」立体型採用で、操作性と保温性を両立しています。
さらに、シャーリング仕上げで、曲げ易さが向上しています。
グローブ内をドライに保つ透湿防水フィルムHIPORA®を内蔵。
袖口はエラスティックバンドで調節可能。
人差し指にカラビナループがついており、乾かすときなどに使用できます。
こちらも先ほどご紹介した「ESK-2150」「ESK-2130」同様に、「BLACK」「CORK」と2色が固定で、残りの1色が毎年変更になります。
23−24シーズンは「VIOLET」が追加されています。
「VIOLET」にはシルバーのロゴ刺繍が施されています。
あまりない色味で、女性に人気が出そうなカラーとなっています。
23−24シーズンからハンドストラップが追加されています。
ハンドストラップと保管用メッシュ袋が付いてきます。
ESK-2230
松岡手袋の中でも一番暖かいモデル。
高級感あふれる牛革、やぎ革仕様。
りやすく疲れにくい「ErgoGrip」立体型採用で、3フィンガーミトンで操作性と保温性を両立しています。
グローブ内をドライに保つ「透湿防水フィルム」を内蔵し、軽くて暖かい高機能中綿を使用。
甲部分の綿が厚く、北海道などの極寒の場所でも使えるモデルとなっています。
取り外しができるインナーで簡単に洗濯・乾燥ができます。
23-24シーズンは「GRAY/DARKGRAY」が「OLIVE/IVORY」カラー変更されています。
ESK-2350A
人気モデルの「ESK-2150」をモチーフにした、オールシーズン使用可能なグローブが登場。
シンプルな構造ながら、革の柔らかさや強さを実感でき、操作性を重視しています。
冬の軽作業やキャンプやアウトドアでの使用やタウンユースにも最適です。
素材は高級感あふれるやぎ革仕様。
握りやすく疲れにくい「ErgoGrip」立体型採用。
ErgoGrip(エルゴグリップ)について
松岡手袋の特許技術「ErgoGrip(エルゴグリップ)」は、ヨーロッパ・アメリカ・アジアで国際特許も取得している技術です。
「ErgoGrip」の特徴は、指の関節で縫製している点です。
普通のグローブは、サイドに「マチ」があり、曲げれば曲げる程指を曲げたところに曲げジワが出てきます。
つまり、曲げる部分に余計なしわが出来たまま握り込んでしまうことになり、力がかかってしまう事になります。
「ErgoGrip」は二面構造で「マチ」がなく、曲げる部分にできるしわを楕円形に切り抜いてつなぐことにより、手のひら側に指が少し曲がった形 に最も力を抜いた自然な状態の指に合わせ、湾曲(わんきょく)した形状に設計しています。
縫い合わせることで、親指・人差し指・中指・薬指・小指・手のひらを曲げた時に出るシワを無くすことができます。
ステッチ部分は握り込んだ時には指の関節の部分で埋没するので、糸が切れたり破れたりすることはありません。
両手を合わせて110〜120ほどのパーツを縫い合わせ、手の形状に近い状態のグローブを作り出しています。
また、通常のグローブは着用中に指先部分にねじれができてしまうとこの縫い目が指に当たってしまったり、握った時にストレスになるというデメリットがありましたが、「ErgoGrip」指の側面に縦の縫い目がないので、握った時の違和感がなく綺麗に握ることが出来ます。
3本指タイプももちろん同じ手法を使っていて、3本でまとまっているところもパーツ分けして繋ぎ合わせ、自然な立体構造になっています。
松岡手袋の全てのグローブに「ErgoGrip」が備わっています。
作業工程が普通の手袋の3割程多く、ミシンを力いっぱい踏んで縫うことができないため、製造にはかなりの手間がかかっています。
松岡手袋のグローブは、手の平や指の自然な曲がりを再現しているので、購入の際はご自分にピッタリなサイズの物を選んで頂きたいです。
たくさんの人の手を見て平均的な作りにはなっていますが、ある程度、自分の手に合ったサイズの物を選べば、その日から手に馴染む使い心地になります。