【スキー】プロも実践中!上級者向けパウダーワックスがけはここまでやれば完璧!【タナベスポーツ】
上級者が行うスキー板のワックスがけに興味があるという方も多いのではないでしょうか?
普段のワックスがけでは固形ワックスを使うのに対し、上級者向けのワックスがけを行う際は特殊なワックスが用いられます。
競技シーンなどを意識している方のために上級者向けのワックスがけについて解説します!
目次(該当のシーンへ遷移します!)
パウダーワックスについて
パウダーワックスはフッ素100%でできているワックスがほとんどです。
水をよく弾くため、早く滑るりたい方に最適です。
値段は通常のワックスより高めなので、購入する際は注意が必要です。
競技やレース向けのワックスと言えるでしょう。
パウダーワックスの使い方
まず、30gのワックスを4回で使い切る位の量をスキー板の滑走面に振りかけます。
次にナチュラルコルクでパウダーワックスを伸ばしていきます。
摩擦熱が出る位の強さで押し付けながらしっかり伸ばしましょう。
何度か擦ることでワックスが定着しやすくなります。
塗りムラが無くならないようにするのがポイントです。
また、端からワックスが零れ落ちるのを防ぐため、トップからテールを往復させるようにワックスをかけましょう。
ストラクチャーの中に残っているワックスを掻き出す
ストラクチャー(滑走面の凹凸部分)の中にワックスが残っていると、スキー板の滑走性が悪くなります。
滑走性を上げるためにもナイロンポリッシュブラシでストラクチャーの中にあるワックスを掻き出していきましょう。
パウダーワックス専用のブラシを用意するのがポイント。
理由はフッ素100%のワックス以外のワックスがついているとフッ素100%で無くなるためです。
パウダーワックスはある程度の出費を擁するなどの課題はあるものの、スキー板の滑走性を上げるのに適したワックス。
競技やレース目的でスキーを行う方は一度パウダーワックスをチェックしてはいかがでしょうか?
わずかな水の付着でスキー板の滑り心地が変わってきます。
ワックスがけの工程を1つ1つ理解し、実践していくことが大切です。