DYNASTAR<ディナスター>2024-2025年NEWモデルおすすめスキー板をご紹介!
フランスのモンブランスキー場で誕生したディナスターは58年の歴史を持ち、現在はフランスの優良企業に位置付けられています。
何十年にも渡り、スキーヤーが求める究極の性能を研究し、伝統と共に技術革新を進めた開発を進めてきたメーカーです。
現在はクリーンで独創的なスキーを目指し、環境への影響力が少ないスキーの組み立て方法にもこだわり、かつスキー技術の改善にも取り組んでいます。
今回の記事では、オンピステでの使用に特化したSPEEDシリーズをご紹介します!
SPEED OMEGLASS WC FIS SL
FISの名の通りのレギュレーションにあったスペシャルスラロームモデル。
このモデルは、スピードを出した時により性能を発揮してくれます。
従来までのスラロームモデルと比べると、直進性が非常に増しており、捉えから次のポールまでの走りが強化されています。
サイドウォールの作りが長さによって少し異なっており、165cmには硬めの素材を使うことで、よりグリップ感を増しています。
157cmなど女子向けのレギュレーションのものには、少しソフトなサイドウォールを使うことで、しなやかさが出せるようになっています。
ショート用のスキーというよりはフリースキーなどの中回りで非常に性能を発揮するモデルです。
通常のゲレンデでも大回り、小回りとオールラウンドに乗れるモデルです。
SPEED OMEGLASS MASTER SL
KONECTシステムビンディングを搭載したモデルと、通常のワールドカップのスキーについているR22プレートとレーシング用ビンディングを搭載したものの2種類が用意されています。
KONECTタイプ
ハイブリッドコアを使う事によって、エッジグリップだけでなく全体的な軽さ、軽快さを出しているモデルです。
全体的なスキーのねじれがでやすく、「魔法のスキー」と言っていいほど誰が乗っても乗り心地の良いモデルです。
操作性も高く、特にコブ斜面で使用した際に、コブの面に張り付くような独特の感じが出るモデルです。
全体的な時ねじれが特徴な板ですので、中級者以上の幅広いユーザーにおすすめです。
R22タイプ
モールドが一新されており、スラロームと同じ構造をしたモデルとなっています。
FISのスラロームモデルと比べるとサイドウォールが少し柔らかく、板自体の厚さも少し薄めになっています。
これによって、中速域でもしっかりとたわんで、全体のグリップを取れるようなモデルとなっています。
スラロームスキーの入門として、または基礎の小回り、コブなどの多少の荒れは気にせずにしっかりと自分の思い通りのターン弧を描けるモデルになっています。
SPEED COURSE MASTER GS
MASTER GSには、KONECTシステムビンディングを搭載したモデルと、通常のワールドカップのスキーについているR22プレートとレーシング用ビンディングを搭載したものの2種類が用意されています。
KONECTタイプ
KONECTビンディングのタイプは足元が非常にたわみやすいので、173cmや160cm台のスキーであれば普段使いでも乗りやすいです。
特徴としてはチップ部分をミニキャップ構造にしており、トップの長さを少し伸ばしてあります。
それによって、オートマチックにトップが動いてくれ、ロングターンが行いやすくなっています。
ロングタイプのスキーに苦手意識がある方でも、思っている以上にスムーズにターンに入ることができます。
実際に滑った感触は、足元を中心にエッジがかかったあと、本当のGSのポテンシャルで、雪面に張り付くようなグリップ感が出せるモデルです。
R22タイプ
レースで使用したい方や、強いスキーが欲しい方にはR22プレート搭載のモデルがおすすめです。
このタイプはチップ部分を少しカットする事によって、トップの重心自体を雪面に近づけています。
それによって、繊細なスキーコントロールができ、雪面からの情報を多く感じられる、本格的なレーシングスキーになっています。
GSの種目やロングターンに限らず、山頂から麓までのロングクルージングなどにも非常に快適に浸かれる事なく滑ることができます。