初心者・初級者におすすめするゴーグルの選び方
スキー・スノボに行くとき必ず必要になるゴーグル。
いざ選ぼうとしてみると形も色も様々なゴーグルがたくさんあって「何を基準に選ぶの?」「価格の違いは何?」「全部同じにみえる…」など、余計に難しくなってきたりしますよね。
そこで今回は【初心者・初級者におすすめするゴーグルの選び方】をご紹介。
せっかく買うなら自分に合ったゴーグルを見つけていただきたい…!の想いで創業60年を誇るスキー専門店のプロがお手伝いをさせていただきます。
ぜひ最後までご覧ください。
初心者・初級者必見 スキーゴーグルの選び方 3選
初心者・初級者必見スキーゴーグルの選び方3選
①アジアンフィット(AF)・Low Bridge Fitを選ぼう
ゴーグルを選ぶときに、まずおすすめのポイントが「ASIA FIT」や「Low Bridge Fit」と記載のあるものを選ぶことです!
どちらもアジアンフィットモデルを意味し、アジア人の顔に合いやすい形状という表記になります。
ゴーグルは自分の顔に合った形のものを選ぶことが重要なのですが、その形状はメーカーやモデルによって様々。
特に欧米メーカーのゴーグルの場合は、顔にあてると鼻の部分に隙間ができたり、カーブがきつくて頬への当たりが強く圧迫されたりと、私達アジア人に合いにくい形状をしていることがあります。
鼻の周りに隙間がある状態だとゴーグル内に自分の息が入り、レンズがすぐに曇ってしまいます。
欧米人は彫が深く鼻が高い、頭が前後に長い楕円形をしている傾向があります。
それに比べてアジア人の顔は鼻が低く、全体的に平たく、頭が丸形に近い傾向があります。
そのため欧米メーカーのゴーグルは凹凸とカーブの加減が日本人には合いにくくなってしまうのです。
快適に使うためにもゴーグルが顔にフィットしていることは大事なポイント!となりますので、あらかじめアジアンフィットゴーグルを選ぶことをおすすめしています。
また、日本メーカーのSWANS(スワンズ)は表記がなくてもアジア人仕様になっていますので、そちらもおすすめです!
②ダブルレンズを選ぼう
ゴーグルには「ダブルレンズ」と「シングルレンズ」の2種類があります。
これはレンズの種類のことで、シングルレンズは1つのレンズを1枚のレンズで作っています。
ダブルレンズの場合は、2枚のレンズを貼り合わせたもので、1つのレンズができています。
シングルレンズは少し視野が広く、視界の歪みが少なく雪面との距離感を確認しやすい特徴があります。
ダブルレンズは2枚のレンズを張り合わせており、ゴーグル内が曇りにくく工夫されています。
またシングルレンズはレース選手が使用していることが多いです。
通常使用の場合は、レンズが曇りにくいダブルレンズを選ぶのが良いでしょう!
一般的にダブルレンズの方が多く見られ種類も豊富ですが、中にはシングルレンズもあることを覚えておくといいですね。
③レンズの色はオレンジやピンクがオススメ
レンズの色は、オレンジやピンクがおすすめ!
レンズの色によって見え方にも違いがあります。
ブラック・グリーン・シルバーなどの濃い色のレンズは光を遮るのが得意なものが多く、晴天時は使いやすいですが、曇天やナイターでは暗く感じることがあります。
反対に、イエローやレンズの薄い暖色系は光を取り入れるのが得意です。曇天やナイターでも視野を確保しやすいものの、晴天時は眩しさを感じることがあります。
雪上での自分の目の見え方や使う状況が確定している場合は、それに対応するものを選べばいいのですが、無難に色んな天候に対応しやすいゴーグルがいい!という方には、オレンジやピンクのものをおすすめしています。
オレンジとピンクは所謂”オールマイティレンズ”と呼ばれるものが多く、どの天候でもある程度見やすいようなレンズに作られていることが多いです。
他にも、紫外線の量に応じてレンズの黒さが自然に変わる調光レンズがあります。こちらも1つのゴーグルで幅広い天候に対応することができ、おすすめです。
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ここまでに説明した「アジアンフィット」「ダブルレンズ」「オレンジ・ピンク」の内容に合うゴーグルをご紹介していきます!