【絶対失敗しない】スキーのプロが教えるブーツの選び方3選!
スキーのエキスパートが絶対失敗しないブーツの選び方の3つのポイントを詳しく紹介!
オールラウンドからフリースタイル、基礎スキー・レーサー、オールマウンテンまで!
あなたのスタイルに合ったブーツに必ず出逢える!
今回の動画では以下の3点を基準にブーツを選んでいきます。
- ❶カテゴリー
- ❷サイズ
- ❸フレックス
目次(該当のシーンへ遷移します!)
カテゴリー
ブーツのカテゴリーは大きく5つに分類できます。
- ・レース
- ・基礎スキー
- ・オールラウンド
- ・フリースタイル
- ・オールマウンテン
ブーツ選びの際は、ご自身が使いたいカテゴリーに合わせたブーツを選ぶ事が大切になってきます。
例えば、競技ブーツはレスポンスの良さややエッジグリップ感が重要になってきます。
それに対してフリースタイルのブーツは、前方に柔らかく作られているため、競技スキーには不向きです。
また、オールラウンドのブーツは快適さを重視されており、内側が少し広くなっているため、硬いバーンなどで滑るレースにはやはり不向きとなっています。
- レースブーツ
- エッジグリップ感とパワー伝達を重視し、幅が狭く、タイトな作りになってます。
- 基礎スキー
-
基礎は日本のみの分野で、主に技術選や検定を目標にしたスキーブーツです。
海外のレースモデルの1つ下のモデルを当てはめていて、幅がレース用と比べるとやや広い97mmなどが基本となっています。 - オールラウンド
-
一般スキーヤーがゲレンデで快適に楽しむためのブーツです。
だいたい100mm〜102mmに設定されているものが多いです。
初・中級者はオールラウンドカテゴリーのブーツを使用していただくと良いと思います。 - フリースタイル
-
パークやモーグルでのスキーを目的としており、ワイヤー式の3バックルのモデルが多くなっています。
蛇腹の構造になっていて、比較的前のフレックスが柔らかいのが特徴です。
また、少し軽量に作られています。 - オールマウンテン
- こちらは山登ることも目標としているため、ブーツを履いたままでも歩きやすい「ウォークモード」を搭載しています。
この5つのカテゴリーの中でご自身に合ったものを選ぶことが大切です。
カテゴリーの見分け方 ワイズと仕様
上記で説明したブーツを選ぶ際のカテゴリーの見分け方をご紹介します。
まず一番大きな違いはブーツの幅。
母趾小趾あたりで測られた幅(ワイズ)を参考にするとわかりやすいです。
また、ブーツの構造や、ハイクモードが付いているかなどの仕様の違いにも注目してみましょう。
- レース
- 92mm。
かかと周りも垂直周りも全てタイトに作られています。 - 基礎
- 97mm程度。
レースよりも少し広めで、基礎スキーなどに適しています。 - オールラウンド
- 100mm〜102mm。
快適性を求めているため、幅が広くなっています。
また、幅の広さに合わせてインナーも柔らかくなっていきます。 - フリースタイル
- 幅は様々ですが、前方向に柔らかい構造になっており、蛇腹の構造をしたものが多いです。
- オールマウンテン
- ハイクモードが付いてるか付いてないかで見分ける事ができます。
また、ピンテックと呼ばれるピンで止めるような金具の差し込み口が前方・後方それぞれについています。
各メーカーごとに差異はありますが、大体の構造は上記でご紹介した通りになります。
まずはご自身のやりたいカテゴリーを決め、それを元にワイズと仕様でご自身にあったブーツを選んでいきましょう。
サイズ
ブーツを購入する際は、実際の足のサイズを測るのも大切です。
普段使いの靴の場合は実際の足のサイズよりも少し大きめの靴を選んでいらっしゃる方が多いのですが、スキーブーツの場合は踵がゆるいと滑りにくくなってしまうため、ブーツは中に遊びが無いようにする事が大切になってきます。
また、サイズが合っていないと脛が痛くなってしまう場合があります。
実際に脛が痛くなる方は、足の実寸サイズよりも1~2cm大きめのブーツを履いている方が多いです。
実際に店舗で行う測定方法を見てみましょう。

動画では、自己申告が26.5cmだった方の、実際の足のサイズは25.5cmでした。
このように実際に測ってみると、認識している足のサイズと異なる場合があります。
また、店舗では合わせて足幅も測ってもらえるので、ぜひ店舗で測定してみましょう!
自宅での簡単な測り方
店舗に行くのが難しかったり、ご自宅でサイズを測りたい場合の測定方法もご紹介します。
紙とマジックを用意し、紙の上に片足を乗せて足の形をなぞっていきましょう。
この時、線が実際の足よりも膨らまないように注意しましょう。

スキーをするときにも靴下は履いていますので、測定の際は靴下を履いたまま測定しても問題はありません。
ただ、あまり分厚い靴下は履かないようにしましょう。
紙に書いた足形の1番長いところを図ると、実寸の足のサイズがわかります。
同様に足の横幅もこの方法で測る事ができます。
サイズを選ぶときのポイント
ブーツのおすすめサイズも、本人の技術レベルやカテゴリーによっておすすめのサイズが異なってきます。
- 初心者・中級者
- あまりピッタリのものを選ぶと、痛みが出てしまったり、長時間のスキーが楽しめない場合がありますので、初心者の方はワンサイズ上(+1cm)のものを選んで頂くのがおすすめです。
- レース
- レーサーの方は敏感な操作を求めていますので、出来るだけぴったりの靴を履いた方がパワーロスがなくなり、かかと浮きも無くなります。
レース用ブーツは92mmと狭いため、幅が合わず痛みが出てしまう場合があります。
そういった場合はブーツチューンがおすすめです。
実際に足を測ってブーツを削ったり広げたりする必要があるため、手間はかかりますが、とても良いブーツに仕上がります。 - 基礎
- 基礎スキーヤーの方は敏感な操作を求めていますので、出来るだけぴったりの靴を履いた方がパワーロスがなくなり、かかと浮きも無くなります。
- フリースタイル
- 跳んだり跳ねたりといった動きがあり、ランディング(着地)の際に足が前に行って爪が割れたり黒くなってしまうという方もいらっしゃいます。
ご自身の技術によっても異なりますが、、ワンサイズアップ(+1cm)が目安です。 - オールマウンテン
- ピッタリサイズだと歩く際に爪がブーツの先端に当たってしまうため、ワンサイズアップ(+1cm)が目安です。
フレックス
フレックスとは、ブーツの前方方向とサイド方向のシェルの硬さを表しています。
硬いほうがよりパワー伝達にすぐれています。
硬いとパワー伝達に優れているその分動きが鈍くなるため、逆に、柔らかいほうが足首を使いやすく、前に動かしやすくなります。
レースカテゴリー
レースカテゴリーのフレックスの選び方は、体格やレベル、カテゴリーによって異なりますが、目安は以下の通りです。
- 110 辺り
- 中学生ぐらいのまだ体格がない方や女性基礎スキーヤー向け
- 130 辺り
- 体格が小さめの高校生や男性基礎スキーヤー
- 150 辺り
- 体格がしっかりした高校生・大学生以上
筋力の無い人が硬いブーツを履くと、脛を前に押せずお尻が落ちてしまってスキーが滑るような形になってしまいます。
逆にガタイがよく高身長で筋肉のある方が、柔らかい110のブーツでレースのような使い方をしようとすると、ブーツが潰れてパワーが逃げてしまったり、雪面が悪い場合に振動を直に受けてしまい、それをカバーする必要が出てきてしまいます。
負担を少なくスキーを滑るために、ご自身の体格や筋力に合わせた硬さ選びが大切です。
基礎エキスパート
日本にしかない分野になりますので、メーカーによってはレースのセカンドモデルをあてています。
LANGE RS(レーシングスポーツ)
海外のレースの1つ下の入門モデルのようなイメージのブーツです。
フレックスの種類が豊富となっています。
- 130 辺り
- テクニカル・クラウンを目指す方、基礎のトップクラスの方向け。
より敏感に動かしたくてレーシングブーツを選ぶ方に選ばれています。 - 120〜100 辺り
- 1級を目指す方、テクニカル・クラウンなど、パワーに合わせてフレックスを調整するのがおすすめです。
- 90 辺り
- スキーを始めたばかりで、上達を目指している方向け。
基礎カテゴリーに関しては細かく設定されますので、選び方が難しいと思いますが、ご自身のパワーとレベルに合わせてお選びいただくと上達に近づきます。
例えば 今2級の方で1級にステップアップしたい場合、2級のレベルのブーツを選ぶとステップアップした際にブーツの買い替えの必要が出てきてしまいます。
そのため、特に頑張りたい方は自分の今のレベルよりも1つ上のブーツを選ぶのがおすすめです。
オールラウンドカテゴリー
- 80 辺り
- 初心者でプルークスタンス(「ハ」の字のスタンス)で滑る方には柔らかめのブーツがおすすめです。
ポジション的にも「ハ」の字だとグッと膝を曲げこむスタンスより起きたスタンスが多いと思います。 - 90 辺り
- オールラウンドの中級者向け。
足が揃うか揃わないかぐらいの滑りをされている方におすすめです。 - 100 以上
- 一般の方で上手くスキーを滑れる方向け。
技術はあるが、基礎とか何かを目指しているわけではなく、ゲレンデで楽しみたい方、スピードを出すような上級者の方におすすめです。
オールラウンドカテゴリー内でもフレックス120 130程度まで選べるモデルもあります。
例えば 年輩の方で、「昔はけっこうやってたんだけど今は何かを目指しているわけではなくてゲレンデで快適に過ごしたい」というような方にはちょっと幅が広いオールラウンドブーツで硬めのフレックスを選んでいただくと、しっかり踏み込めるのでおすすめです。
フリースタイル
同じフリースタイルのジャンルでも種類が微妙に異なってきています。
- 70 辺り
- パーク初心者向け。
- 90 辺り
- フリースタイルでのモーグル(コブ)向け。
コブを滑るうえで硬すぎると膝が曲げられないので、柔らかさが必要となってきます。 - 100 辺り
- フリースタイル上級者向け。
ビックエアーを飛ばれる方、高く跳んでランディングの時に柔らかすぎるとブーツが潰れて転んでしまう危険があります。
衝撃にも耐えられる硬さで、かつ硬すぎないよう、ある程度前に上につぶれるように蛇腹構造に作られています。
オールマウンテン
オールマウンテンは初心者の方には危険なため、ブーツラインナップも中・上級者以上が対象となっています。
女性用でフレックス85辺りが目安。
男性の場合は100より上の硬さのブーツが中心となっています。
滑る状況に合わせてお選びください。
- 130
- 急な斜面に行く方向け。
スピードが出でる滑り方をする場合、硬さが必要になってきます。 - 120
- そこまで急な斜面には行かない方向け。
- 100~110
- ツアー中心の方向け。
歩きが中心の場合はあまり硬くないブーツがおすすめです。
オールマウンテンはサイドカントリーも含め、主にハイクアップしてリフトがかかっていない場所を登ったりするものを指します。
初心者の方や経験の浅い方が行くと遭難などの危険が伴います。
また、ケガしても人を呼ぶに呼べないですから装備も必要になります。
そのため、ブーツも基準が上級設計の物になっています。
まとめ・おさらい
今回ご紹介したカテゴリー・サイズ・フレックスを意識していただくと、ブーツ選びの失敗が無くなると思います。
- ❶カテゴリー(用途)
- 自分に合ったカテゴリーのブーツを選ぶ
- ❷サイズ
- 実際に足のサイズを測りピッタリのサイズを選ぶ
大きいものはダメ! - ❸フレックス(硬さ)
- 自身の技術 スピードに合ったものを選ぶ
3つのポイントを気を付けてブーツを選んでください!
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