【スキー】エッジ研ぎ方!プロの道具は?エッジの研ぎ方は奥が深い!スキー板を万全な状態にするためにプロの仕事を知ろう!【メンテナンス】
皆さんはスキー板のエッジの研ぎ方をご存知でしょうか?
スキーを始めたばかりで知らない方も多いのかもしれません。
実はエッジを研ぐ際はいろいろな道具やテクニックが用いられています。
今回はスキー板のエッジの研ぎ方について解説するので、スキーが好きな方は是非一度チェックしてください!
目次(該当のシーンへ遷移します!)
エッジを研ぐのに必要な道具
スキー板のエッジを研ぐのにいろいろな道具が用いられます。
- ガイド:エッジの角度を決める道具
- やすり(ファイル):エッジを研ぐ道具
- ボーダーカッター:エッジとサイドウォールの境目辺りにあるボーダーをカットする道具
- ダイヤモンドファイル:バリの処理やエッジを滑らかにする道具
- オイルストーン:最終仕上げで磨く際の道具
- クリップ
- ペン
- カッター
- ブラシ
- テープ(滑走面保護用)
思っている以上に多くの道具が使われていると感じた方も多いのではないでしょうか?
最高の滑りをするためには、いくつもの調整が行われていることを頭に入れておきたいところ。
Snoli〔スノーリー〕ファイルガイド
(在庫切れの場合もございます。)
エッジを研ぐ前の準備
スキー板のチューンナップを行う際はしっかりしたテーブルを用意しないといけません。
テーブルが倒れてケガをしたり、スキー板が破損しては目も当てられないです。
チューンナップ専用の台も存在します。
また、スキー板を挟むバイスを用意してチューンナップの環境を整えるのもポイント。
スキー板のブレーキを止める
まずはスキー板のブレーキを輪ゴムで邪魔にならないよう止めます。
エッジを研ぐ前の下準備
エッジを研ぐ前にスキー板の滑走面が傷つかないようテープを貼ります。
エッジが削れた粉がスキー板の滑走面に入り込まないようにするメリットがあるのもポイントです。
テープを貼る際のコツはエッジ際から3~4mm開けること。
ボーダーカッターでボーダーを削る
準備が整ったら、ボーダーカッターでボーダーを削っていきます。
エッジよりボーダーが高いと、上手くエッジを研ぐことができないからです。
角度が付いている面をしっかりスキーの滑走面に当てます。
カッターの面とスキーの滑走面を平行にし、そのまま軽く引いていきます。
力を入れ過ぎるとボーダーがガタガタになるので注意しないといけません。
ボーダーが低くなれば完了です。
ブラシで粉を落とすのもポイントになってきます。
ファイルガイドを準備
用意する物はガイド・ファイル・クリップの3点。
ガイド上斜めにファイルをセットクリップを止めます。
ガイドがずれないよう万力で止めるのがポイントです。
スキー板のエッジの状態一つで滑りが大きく変わってきます。
最高のパフォーマンスを行うのはもちろん、ケガなどのリスク管理を行うためにもスキー板の手入れを行わないといけません。
気になる方は一度スキー板の状態をチェックしてはいかがでしょうか?