【これは持っていこう】雪山の3種の神器!命を守須アイテム!

バックカントリーに興味あるけど、何を持って行けば良いか分からないと感じている方も多いのではないでしょうか?

雪山はさまざまな危険あり、予想外の事故に巻き込まれる可能性もあります!

これから雪山に行こうと考えている方のために命を守るためのアイテムをいくつか紹介します。

最悪の事態を避けるためにも、是非参考にしてみてください!

バックカントリーに行く前に

スキー場のコース外は未整備であり非常に危険なため、基本的に立ち入り禁止です。

実際に事故も報告されており、遭難した場合には多くの方に迷惑をかけ、莫大な救助費用を請求される可能性もあります。

安全にバックカントリーを楽しむ際には、場所の選定を含めプロガイドや熟練者の指導を受けることも大切です。

万全な準備の下、自己責任でバックカントリーを楽しんでください。

バックカントリースキーとは

バックカントリースキーは、スキー場以外の自然の雪山を滑るスキー。

パウダースキーを思い切り堪能できます。

その反面、斜面を登り降りする必要があるため、体力を使います。

そして何より危険が伴います。

バックカントリースキーに行く際は、装備をしっかりと整えましょう。

サイドカントリーもおすすめ

「バックカントリーを少しだけ経験したい」と感じている方には、サイドカントリーもおすすめです。

サイドカントリーは、スキー場のコースサイド・端っこの新雪を楽しむスキーです。

スキー場によってはコース外滑走を禁止している所も多いため、しっかりと滑走可能エリアを確認してから楽しむようにしましょう。

ビーコン

ビーコンは、低消費電力の近距離無線技術を利用した、新しい位置特定技術。

またその技術を利用したデバイスのことをいいます。

雪崩や遭難に遭った際、自分の位置情報を伝えるために用いられます。

また、自分だけでなく、仲間の方が雪崩や遭難に遭った際にも役立ちます。

雪山で命を守るためにも、ビーコンは仲間全員で持っておきましょう。

プローブ・ゾンデ

プローブまたはゾンデは、雪山で遭難した方を探すための棒のこと。

英語ではプローブ、ドイツ語でゾンデと言います。

雪崩に遭遇した際、まずはビーコンで埋まっている人を探し、位置情報をある程度把握したら、プローブ(ゾンデ)を突き刺し、どこに埋まっているかを確認します。

コンパクトに折り畳めてカバンに入れやすい形状をしています。

動画では3mのものをご紹介していますが、最低でも2m以上のプローブ(ゾンデ)を持って行くことをおすすめします。

材質や太さによって重さが異なるため、購入の際は持ち運びのことを考えて検討してみてください。

プローブ一覧へはこちら

ショベル

ショベルは、雪を掘るための道具。

バックカントリー用のショベルは軽量に出来ており、コンパクトに収納することができます。

ちなみに、動画内で登場したショベルの重さは250g。

バックカントリーに適したスキー板

バックカントリーやサイドカントリーを楽しむなら、ファットスキーやフリーライドスキーを選びましょう。

センター幅が広いため、雪面からの浮力が得られ楽に滑ることができます。

約80mm以上のセンター幅を持つスキー板がおすすめです。

ゲレンデーとパウダーの両方を楽しむなら、約80~90mmが目安になります。

パウダーをメインで楽しむなら、約90~100mmのセンター幅を持つスキー板を選びましょう。

思い切りパウダーを楽しみたい方は、約110mm以上のセンター幅を持つスキー板がおすすめです。

バックカントリースキー板はこちら

バックカントリーに適したビンディング

バックカントリーを楽しむ際、ツアーリングモデルのビンディングを使用しましょう。

アルペンビンディングだと、スキー板を脱いで山を登る必要があります。

ツアーリングモデルのビンディングの場合、ロックを解除すればヒールピースが上がるようにできており、スキー板を履いたまま山を登ることができます。

また、軽量化されたピンテックビンディングも存在しますが、こちらは特殊な構造になっているため、専用のスキーブーツを用意する必要があります。

シール

スキーの滑走面は雪の上だと滑るため、シールを用意しましょう。

シールには毛が生えており、スキー板のソールに貼ることで滑らずに済みます。

毛には、目の方向があるので注意が必要です。向きを間違えて貼ってしまうと滑ってしまいます。

バックカントリーに適したスキーブーツ

バックカントリー用のスキーブーツは、軽量で歩きやすい物がおすすめです。

軽量素材に加え、ウォークモードが付いているスキーブーツを履けば、山登りが楽になります。

ピンテックビンディングを使用するなら、ピンテックビンディング専用/対応のスキーブーツを購入しましょう。

バックカントリーに適したストック

バックカントリーを楽しむなら、新雪でも押せるように大きいパウダーリングが付いているストックがおすすめ。

滑る時と登る時で長さを変えられる伸縮タイプを選ぶことも大切です。

また、持つ部分を変えるだけで長さを変えられるロンググリップもバックカントリーで役立ちます。

メーカーによっては、斜度計を付けたストックを出しています。

バックカントリーに適したスキーウェア

バックカントリーに行くなら、ゲレンデで使用するような中綿入りのスキーウェアよりもシェルタイプウェアがおすすめです。

雪が舞ってくるため、パウダーガードが付いたスキーウェアを選ぶようにしましょう。

パウダーガードは、内側にもボタンが付いており、ボタンでパンツと繋ぐことにより、雪が入りにくくなります。

手首部分にもパウダーガード付いていると、雪の侵入を防げます。

シェルタイプウェアは薄いため、インナー類で温度調節することも重要になってきます。

アンダージャケット+ミドルレイヤー+シェルジャケットぐらいのレイヤリングがおすすめ。

バックカントリーの場合、汗をかいてしまうので、着こみ過ぎても冷えに悩まされます。

バックパック

ビーコン・プローブ・シャベルはもちろん、非常食などを入れるためのバックパックも用意しましょう。

胴回りでしっかり固定できるバックパックを選ぶようにしましょう。

コンパクトかつ体にフィットしているかどうかが選ぶ決め手になります。

バックカントリーは美しい自然を楽しめる反面、危険が付き物です。

いざという時の為に、ご紹介した3種の神器をしっかりと備えておきましょう。

初めてバックカントリーを楽しむ方は、プロガイドや熟練者のアドバイスを聞くようにしましょう。

万全な装備で雪山を思い切り楽しんでください!

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