BLIZZARD(ブリザード)スキー2023-2024NEWモデルラインナップとテクノロジーを紹介!
BLIZZARD(ブリザード)は1945年に設立した、オーストリアに本拠を置くオーストリアのスポーツ用品会社です。
現在はイタリアのTecnicaグループの一部門で、主にアルペンスキー用品の製造を専門としているメーカーです。
23-24シーズンはレースオンピステモデルに適した新しいウッドが登場!
BLIZZARD独自の、数種類のウッドを組みわさせる「TRUEBLEND」でねじれに強いスキー板を生み出しました。
テクノロジー
TRUEBLEND
BLIZZARD(ブリザード)では、ウッドの組み合わせを変えて、フレックスやトーションを作る、「TRUEBLEND」という新しい仕組みを取り入れています。
芯材にはよく使われる硬いポプラやビーチ、フリーライド用には軽いポロウニア(桐)を使うなど、木の組み合わせを変えることで、それぞれのスキーに合ったウッドコアを作っています。
22-23シーズンまでは、オンピステのレースモデルには通常の芯材を使っていたのですが、23-24シーズンからはSRCなどのシリーズが「TRUEBLEND」に変更になっています。
よりフレックスがコントロールできるようになります。
硬い素材と柔らかいが組み合わせているので、「フレックスが柔いけどトーションが強い」などの組み合わせが作れるようになりました。
これまでの同じシリーズのモデルとは乗り味は随分変わってくると思います。
「TRUEBLEND」は現在BLIZZARDスキーのほとんどのモデルに採用されています。
オンピステのレースモデルの「TRUEBLEND」はオールマウンテンのものと比べると、より詰まっていてねじれに強いような作りになっています。
この芯材こそがBLIZZARDのウリとなっています。
ACTIVE CARBON ARMOR
「ACTIVE CARBON ARMOR」は、ビンディングの下に配置された、振動抑制し、反発を制御システムです。
「FIREBIRD」コレクションのカーボンアーマーからインスピレーションを得たカーボンファイバーのプレートは、スキー本体の外側に配置されており、自由なフレックスを可能にします。
容易な操作で非常に高いレベルのパフォーマンスを発揮できます。
LINE UP
RACE
レーシングモデルはグラフィックチェンジのみで中身の変更はありません。
RACE (オンピステ)
「FIREBIRD WRC」「FIREBIRD HRC」「FIREBIRD SRC」などのオンピステモデルは、23-24モデルは新しいウッドを採用。
デザインもテール部分が非対称の、すっきりとしたデザインに変更されています。
THUNDERBIRD
22-23シーズンと同じスペックで、グラフィックのみ変更されています。
小回りというと「BLIZZARD THUNDERBIRD R13」の165cmを選ばれる方が多いですが、「こちらだと小回りすぎて少ししんどい」という方には、意外と「BLIZZARD THUNDERBIRD R15」の165cmがおすすめです。
同じ長さでR13.5mと少しラディウスが大きくなってます。
モデル名にR15など、ラディウスの記載があるのですが、板の長さによってラディウスが変わってくるので注意が必要です。
名前に「LTD(リミテッド)」とついているモデルは「ACTIVE CARBON ARMOR」というカーボンのバーが付いて板の反応を良くしています。
また、通常モデルはプレートは連結部がプラスチックなのですが、「LTD(リミテッド)」にはメタルとなっています。
大人っぽいデザインが魅力で、人気のあるモデルです。
少し上のモデルはヘッド部分のロゴがメタルになっています。