スキーにヘルメットが必要な理由。簡単な選び方のコツとオススメブランドを紹介!
スキーヘルメットは必要です!理由は言うまでもなく【頭部を守るため!】です。
例えば、コースアウトしてしまったり、パウダーを求めてバックカントリーで転倒してしまい、木に頭をぶつけた場合帽子だと頭を十分に守れず恐ろしい事態になってしまいます。
大ケガを防ぐためにもヘルメットが大変重要になってきます。
近年ではスキー、スノーボードでもヘルメットを被る方が増えてきており、ヘルメット=オシャレなイメージが広がってきています。
特に外国人スキーヤーは圧倒的にヘルメット着用者が多いです。
オシャレで安全なヘルメットでスキーを楽しみたいですね!
スキーヘルメットの正しい選び方をみなさんご存知ですか?
安全にスキーを楽しむ上で必要不可欠な「スキー用のヘルメット」の選び方とおすすめをご紹介します。
スキーヘルメットの必要性
日本のスキーヘルメット着用率は非常に低いのが現状です。
少しずつ増えてきてはいますが、まだまだどのスキー場に行ってもニット帽の方が大半です。
ただこのような状況は、世界的にみると非常に特殊で欧米のスキーヘルメット着用率は80%以上です。
スキー場によっては着用が義務化されているところもあり、ヘルメットを所持していないと入場が許可されないスキー場さえあります。
転倒しても所詮は柔らかい雪の上だから大丈夫!といった認識は大間違いで、気象条件にもよりますが雪はアスファルト並みに固くなることもありますし、木やリフトの支柱にぶつかったり、他人の事故に巻き込まれることもあります。
スキー上級者、初心者に関わらずスキーの危険性を考慮するならば、ヘルメットは絶対に必要です。
スキーヘルメットがおしゃれでカッコいい
ヘルメットを被っていることは、ダサいと思う人もいると思います。
しかし、自分にとって大切な人、家族やお子様には安全にスキー、スノーボードを楽しんでもらいたいと思いませんか?
残念ながら、これまで起きた死亡事故もヘルメットをしていれば防げた事例もありました。
ヘルメットは転倒の際に頭を守る役割をしてくれるだけではなく、
スキーヤー同士の接触の際や、スキー板が頭部に当たるようなケースからも頭を守ってくれます。
そういったことを理解しているからこそ、海外の方はヘルメットを被っています。
生きていることはダサい事よりも素晴らしい事。という事で、安全に長く楽しむためにはまずは安全対策が大事です。
また、近年では、ヘルメットはダサいという認識からカッコイイというイメージに変化してきています。
従来のドテッとしたデザインではなく、つば付きの物やレンズ一体型などオシャレなデザインも増えてきています。
どんなに上手な方でも雪山に行けば転倒することだってあります。
そんな時に、大切な頭部を守ってくれるのはヘルメットです。
大きな事故を起こす前にヘルメットを被りましょう。
スキーヘルメットの正しい選び方
ヘルメットを選ぶにあたって一番重要なことはサイズ感です!
大きすぎても、小さすぎてもダメです!
まずは一度ヘルメットを被ってみて、頭頂部がしっかりとヘルメットについているか、その際に頭の横(頭の鉢)が痛くないか?
またはぶかぶかではないか?そして、前後に関してはダイヤルなどでしっかり締めフィットさせることが重要です。
要は、全体的にしっかりフィットし、ホールドされているかが大事なのです。
ヘルメットにもサイズは存在しますが、メーカーやモデル、インターナショナルサイズやアジアンフィットなどによって同じサイズでも被った時のフィット感は違いますので、必ず一度試着されることをおすすめします。
スキーヘルメットの価格帯
気になる価格帯についてですが、安いものですと10000円前後で購入することも出来ます。
一番多い価格帯は15000円前後で、商品数も多く品質も良い物が多いので選びやすいです。
価格が高いヘルメットについては「ただ高い」のではなく、ヘルメット内の緩衝材に衝撃吸収に優れた素材を使用していたりと、ハイスペックな構造のため金額も高くなっています。
もちろん、頭の保護する能力も高く、ケガが心配な方は少し高めのヘルメットを選ぶと安心してスキーを楽しめます。
人気ブランドのヘルメットであれば、低価格帯の商品から高価格帯の商品まで幅広くラインナップされている為、ご自身の予算と相談しながら選ぶことができます。
スキーヘルメットの種類
ヘルメットの種類は大きく分けると、アルペンレース用(競技用)と一般スキー用(フリーライド用)の2種類に分かれます。
(CE規格 EN1077A認証 ヨーロッパ規格、ASTM 2040認証 アメリカ規格)
◆アルペンレース用(競技用)
アルペンレースでは、競技のルールによって決められた規格のヘルメットを使用する必要があります。
また、SL(スラローム)種目では「チンガード」という防具を規格に合ったヘルメットに装着する必要があります。
競技用ということもあり、安全性は非常に高くなっています。
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◆一般スキー用(フリーライド用)
一般スキー用のヘルメットのほとんどがイヤーパッドを着脱することができるので、春スキーなど暖かい日でもイヤーパッドを外すと耳元が涼しい状態でスキーをすることも出来ます。
そして、アルペンレース用に比べると軽い事も特徴です。
もちろんアルペン用のヘルメットの方が安全性は高いですが、1日被ってスキーをする方にとって重いという事はかなりのデメリットでもあります。
ですので、ゲレンデでスキーを楽しむ方は一般スキー用のヘルメットを選びましょう。
ただし、一般スキー用のヘルメットにも安全基準がありますのでしっかり安全基準を満たしたヘルメットを選ぶことが重要です。
また、一般スキー用にもいくつかタイプがあります。(バイザー付きタイプ・インラインスケート用)
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【バイザー付きタイプ】
バイザー付きタイプはメガネをかけた方にお勧めです。
ヘルメットにゴーグルのようなバイザーが付いたモデルで眼鏡をかけたままでも曇りにくく、ゴーグルを付ける必要もないので眼鏡をかけて滑られる方で曇りが気になる際は是非お試しください。
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【インラインスケート用】
インラインスケート用はスキー用に比べヘルメット内の通気性がよく、比較的軽いものが多いのも特徴です。
その分衝撃吸収性はスキー用に比べて劣りますので、併用はお勧めしません。
スキー用ヘルメットでインラインスケートをしても問題ありませんが暑くて蒸れてしまう為、熱中症などにもなり兼ねませんのであまりお勧めはしません。
おすすめのブランド
スワンズ【SWANS】
日本人と欧米人、それぞれの平均的な頭部形状は大きく異なります。
SWANSスノーヘルメットは日本人の頭部形状にフィットするよう設計されています。
各種調整機能も含めて、多くの日本人に快適で安全なフィッティングを実現しています。
スミス【SMITH】
スミスは、ウインタースポーツヘルメット以外にも、ゴーグルや自転車のヘルメットなども手掛けているメーカーです。
特徴として、最軽量モデルの重さが約350gと非常に軽量のモデルがあります。
デザインもスケート風のオシャレなモデルもあり人気があります。
サイズ調節はラバーバンド式の物からBOAシステムの物まであり、アジアンフィットモデルなどもあるので、被った時の煩わしさを感じることがありません。
ジロ【GIRO】
アメリカ発祥のメーカーで、ウインタースポーツのゴーグルとヘルメットに特化しています。
ヘルメットは機能性にすぐれていて、グローブをしたままでもサイズ調節ができることや、ベンチレーションの操作も可能です。
ヘルメットの形状は、アジア人に合わせて作っている、アジアンフィットがあるモデルも多数あります。
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JACKSON MIPS
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〔ジャクソン ミップス〕Jackson MIPSはデザインとスタイルにフォーカスした超軽量ヘルメット。
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RANGE MIPS
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〔レンジ ミップス〕Range MIPSはシェルに統合されたコンフォームフィットテクノロジーにより、ダイヤルを回すだけで、シェル自体が滑り手の頭部形状にフィットします。
ウベックス【UVEX】
ドイツのメーカーで価格と機能のバランス、フィット感の良さはおすすめブランドの上位に入るブランドです。
快適なフィッティング比較的軽量で、日本人の頭にも合いやすく、特に多くのレーサーに支持されているのがウベックスです。
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p1us 2.0軽量ながらも衝撃に強い+technology素材を使用し、快適性と高い安全性を兼ね揃えたuvex p1us 2.0。
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ultraヘルメット上部には丈夫なハードシェル素材を使用し、側面には軽量なインモールド製法を用いたハイブリットテクノロジー。
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いかがだったでしょうか?
スキーヘルメットを選ぶにあたって正しい知識を持つことは非常に大事です。
ご紹介させていただいたヘルメットはほんの一部ですが、正しい知識を持っていればスキーヘルメットを選ぶのにきっと役に立ちます。
ご自身の予算にあった中で欲しい機能などを選びながらぜひ自分に合ったヘルメットを探して、安全なスキーライフをエンジョイしてください。