KOMPERDELL<コンパーデル>2024-2025年NEWモデルストック・ポールラインナップをご紹介!
1922年創設より、100年以上に亘り、KOMPERDELL(コンパーデル)ポール(ストック)は100%オーストリアの自社工場にて生産。
最新技術の研究や、製造技術を駆使した製品の開発などに革新的に取り組んでいます。
また、環境に配慮したものづくり、保全活動も行っています。
KOMPERDELL(コンパーデル)はレーシング日本代表の渡邉愛蓮選手が2022年からカーボンシンガードとポールを使用。他にも渡邊渚選手や近藤心音選手、青木哲也選手など、多くの選手に愛用されています。
今回は2024-2025シーズンのポール(ストック)やプロテクターなどのラインナップと変更点を紹介します!
目次
NATIONAL TEAMシリーズ
KOMPERDELLレーシングモデル。
ワールドカップや世界選手権などの国際大会では、450個を超えるメダルを獲得しています。
19mm/18mmモデルは2023-2024シーズンにバスケット部分が変更されています。
大人〜ジュニア用まで幅広いバリエーションが用意されています。
2024-2025シーズンは全て昨シーズンからの継続モデルとなっています。
PRO VARIO JAPANシリーズ
長さ調整が可能な売れ筋モデル。
KOMPERDELL(コンパーデル)が工場を構えるヨーロッパでは、デモよりコブやパウダーなどがメインとなっています。
このためヨーロッパのポールは深い雪で使いやすいよう、下のチップが長く作られており、伸縮域も110〜140cm前後で長めに作られていました。
これは日本で雪質やコブの練習で使用するには長く、重たいため、日本の雪質にあったポールを作れないかということで、5年ほど前に作られたのが「PRO VARIO JAPAN」シリーズです。
フリーライドよりもデモやアルペンに合わせて作られたモデルとなっています。
CARBON PRO VARIO JAPAN
シャフトがアルミ、シャフト下がカーボンを使用した軽量モデル。
伸縮域100〜125cmは昨シーズンまでグリーン2種、ブルー、レッド2種の5種類ありましたが、2024-2025シーズンはレッドがなくなり、3種類の展開となっています。
この3種はそれぞれグリップが異なっています。
- GREEN
- レーシングと同じグリップを搭載したモデル。
伸縮域100〜125cm。 - GREEN II
- レーシングと同じグリップだと大きいと感じている方には、どこでも握れるこちらのグリップが人気です。
手の小さい方や握り方に特徴がある方が好きに握れるタイプがコチラです。
KOMPERDELL(コンパーデル)はスキー場で映えるKOMPERDELLグリーンとも呼ばれるライトなグリーンが人気のため、ボディーのグリーンは共通でグリップの一部の色を変えています。
伸縮域100〜125cm。 - BLUE III
- 2023-2024シーズンにグリップが新しく変更されています。
「GREEN II」よりもう少し細く、指位置が少し離れているタイプのグリップを搭載しています。
幅広い色の板とあわせやすいカラーで人気のあるモデルです。
伸縮域100〜125cm。 - SUPER LIGHT SLIM
- 100~125cmが少し重たいと感じている方のために、伸縮域を90~115cmにカットしたモデル。
カーボンで軽く、かつグリップをPU素材で細く仕上げた、おそらく業界最軽量のポール。
手の小さい方や女性におすすめです。
2023年に技術選で優勝した渡邊渚選手や、2024年アメリカで行われたワールドカップのスロープスタイルで5位に入った近藤心音選手にも使用されているモデルです。 - SUPERLIGHT ORANGE
- 非常に人気のある「SUPER LIGHT SLIM」の妹分として2024-2025シーズンに新たに登場するモデル。
伸縮域90~115cmで、「SUPER LIGHT SLIM」では少し軽すぎると感じる方や、少し手の大きい方でも使えるように「GREEN II」のグリップを搭載しています。
ポール部分はオレンジ色になっています。
カーボンは軽量で非常に頑丈な素材ですが、カーボンだから絶対に折れないということはありません。
不純物がなく繊細で、キメが細かい素材である分、傷がついてしまうとそこから折れてしまうこともあります。
リフトに乗った時にお尻に敷いてしまったり、ブーツを外す時にストックで叩いて折れてしまったという方もいらっしゃいます。
大事に使っていただくと、その分長く使用できます。
ALLOY PRO VARIO
2023-2024シーズンに登場したモデル。
シャフト、シャフトした全てアルミでできています。
伸縮域100〜120cm。
アルミなのでカーボンの物と比べると1万円ほど安価になっており、お子様や学生の方から選んでいただいているモデルです。
KOMPERDELL(コンパーデル)では、これまでアルミの伸縮ポールはカーボンほど細くできず、かといって太いと重く、振り幅も変わってきてしまうため、アルミシャフトは使っていませんでした。
2023-2024シーズンに新しくカーボンと同じ直径が16mmの太さのストックの開発に成功し、登場したのがこのモデルです。
カーボンタイプより伸縮幅を少し短くすることで軽量化を測っています。
カーボン素材は軽量かつ頑丈で力をかけてもなかなか曲がることはありませんが、アルミ素材は力がかかった時に曲がってしまうという心配もありましたが、渡邊渚選手やデモの青木哲也選手使って試していただいた結果、曲がることなく快適に使用できるとお墨付きが出ているモデルです。
チップカバー/バスケット
購入時にはポールの下にチップカバーが付いています。
それがあることでサマーゲレンデでトレーニングだったり、ウォーキングをして頂くこともできるようになっています。
「PRO VARIO JAPANシリーズ」のバスケットは90度捻るだけで簡単に外すことができます。
このバスケットは、別売りのサマーゲレンデ用と、パウダー用の8.5cmと10cmのバスケットと交換可能です。
簡単に付け替えができ、1本でサマーからウィンターまで、オールマイティーに使えるポールとなっています。
FATSO CARBON
フリーライド用の伸縮域110〜140cmの人気モデル。
山を登る際に伸縮をつけることもでき、最短107cmまで短くなるため、リュックに入れて持ち運ぶこともできます。
握りやすく疲れにくいよう、ゴルフのグリップを参考にしてます。
長めのグリップゾーンは滑りにくいソフトPU素材を採用しており、滑走にも上り坂にも持つ位置を変えるだけで手にぴったりフィットします。
元デモ選手である渡部浩司選手がフリーライドのレースで「FATSO」を使用しています。
また、ヨーロッパの大会でスキークロスなどに参加していた平川紗知選手も、昨年からフリーライドでこちらのポールを使っています。
シャフトしたがカーボンなので軽量にできており、その軽さも人気の理由になっています。
CARBON CLOUD BAMBOOシリーズ
伸縮タイプの「CARBON CLOUD BAMBOO VARIO」と伸縮しないタイプの「CARBON CLOUD BAMBOO」の2種類があります。
カーボンにバンブーをコーティングしており、非常に軽くできています。
また、竹を使用しているため、どのポールも微妙に柄が異なったオンリーワンのポールです。
グリップとストラップには本革を使用しており、使用するごとに竹や革の風合いが変わってくるので、それを楽しみつつ長く愛用する方の多いモデルです。
「CARBON CLOUD BAMBOO VARIO」伸縮域110〜140cm。
VARIOタイプは税込価格45,650円と高めの価格設定となっていますが、カーボン部分の質感も独特で、珍しく高級感もあるので、大人の方におすすめです。
このモデルのバスケットは「PRO VARIO JAPANシリーズ」の下は異り、レーシングのポールと同じように固定されているため、取り外しはできません。
SMASHシリーズ
キッズ用伸縮アルミポール。
回すだけで伸縮ができ、80〜105cmまでお子様の成長に合わせて使えます。
カラーはグリーン・レッド・ピンクの3色。
初めてスキーを始めるお子様におすすめです。
バスケットは「CARBON PRO VARIO JAPAN」と同じように90°に捻って外して交換するというタイプです。
プロテクター
従来モデルよりもより日本人の体型にフィットするよう変更されています。
2024−2025シーズンからは、ベルトとの接合部分が変更されました。
従来のリベットから外れにくいスクリュータイプのネジ式へ変更されています。
ベルトのネジ穴はバリエーションが豊富にあり、ご自身にあった長さに変更が可能になりました。
ご注意点として、ネジでベルトを固定するため、使用を重ねると弛んでくる恐れがあります。
そのため、ベルトの長さが決まったらねじ止めなどで固定していただくのがおすすめです。
また、海外製品のため、エルボーガード/シンガードともに日本人には大きすぎる傾向があります。
このため、プロ選手などはプロテクターをカットして長さを調整して使用しています。
この調整作業をしやすくするため、本体にカット用のスケールを記載しています。
カットしてカスタマイズすることにより、一層のフィット感とプロテクション力を発揮します。
- シンガード
- カーボンシンガード/シンガード/ジュニアシンガード複数の種類が用意されています。
- エルボーガード
- 2023-2024シーズンまで、2か所をベルトで固定するタイプでしたが、2024-2025シーズンからは真ん中の1か所だけの固定に変更されています。
これまでベルト位置のためにカットできる幅が限られていましたが、ベルト位置が1か所になったことによってより幅広いサイズのカスタマイズ対応できるようになりました。
スキーブーツバッグ
継続モデル。
仕切りが豊富についており、ブーツ、シンガード、ゴーグルやヘルメットなどを分けて収納することができます。
オフィシャルのリュックなので、ヨーロッパチームのロゴマークなども入っており、オシャレなデザインに仕上がっています。