松岡手袋<まつおかてぶくろ>2024-2025年NEWモデルグローブを徹底公開!
香川県にあるスポーツグローブ製造会社である松岡手袋 (まつおかてぶくろ)。
「ErgoGrip(エルゴグリップ)」という特許技術を用いて、人の手の自然なカタチにあった、手にフィットするグローブを生み出しています。
2024年で4年目とを迎える松岡手袋のレザーは食肉でた革を使用しており、環境にもやさしいグローブです。
目次
2024-2025モデルの特徴
松岡手袋では生産過程で発生する廃材を少しでも軽減する為に廃棄革を活用し、松岡手袋最大の特長『エルゴグリップ』を生かした製法で、新しい手袋をリリースしています。
中綿も高機能中綿に加え、ペットボトルを再利用した、リサイクルポリエステルの使用を開始。
さらに今季からはグローブを長くお使いいただくために、全グローブに手入れ用に馬毛のミニブラシを付属しています。
メンテナンスクリームの前に、革部分やつなぎのステッチの部分にブラシをかけていただくと、よりグローブが長持ちします。
また、今季からなめしを依頼している国を変更しており、従来のものよりも革が柔らかく仕上がっています。
これまでの松岡手袋よりワンランクアップした形になります。
ESK-2430P
2024-2025シーズンNEWモデル。
3フィンガーで、操作性と保温性を両立したグローブです。
生産過程で発生する廃材を軽減する為に、廃棄革を組み合わせたパッチワークタイプのグローブ。
高級感あふれる牛革、やぎ革ミックス仕様しています。
松岡袋はウィンターグローブ以外のグローブも扱っているため、ウィンター以外の商品からも素材をあつめて製造しています。
カラーは暖色系と寒色系で、それぞれ柄固定のA柄・ランダム柄の2種類からお選びいただけます。
※ランダムカラーをお選びいただきました場合は革はランダムで形成しますので具体的な色の指定はできません。
また、サステナブルな取り組みの一環として、ペットボトルを再利用した、リサイクルポリエステルの使用。
ポリエステルだけでは寒いので、高機能中綿も合わせて使用しています。
ESK-2340R
2024-2025シーズンで2年目となるレーシンググローブ。
衝撃に強いやぎ革と手に馴染む牛革仕様。
握りやすく疲れにくい「ErgoGrip」立体型採用した、4フィンガータイプです。
「薬指・小指で舵切りなど細かい操作を行い、人差し指・中指は力を貯めたい」という選手の声を参考に作られています。
今季はトップ選手からのフィードバックをもとに、位置調整やベルクロの長さなどを微調整しています。
2024-2025シーズンからは、「パンチガードを使用する人にはナックル部分のパッドが邪魔になる」との声を受け、パッドなしのモデルも登場。
大人の方にも「パッドがない方が扱いやすい」との声をいただいています。
グリーンが定番のカラーで、2024-2025シーズンは蛍光イエローが限定カラーとなっています。
どちらもパッドあり・なしからお選びいただけます。
ESK-2330D
2023-2024シーズンに登場した変わり種のパッチワークモデル。
牛革にデニム柄をプリントしたモデルです。
香川県のレザープリントを専門に行う「セトウチレザー」にプリントを依頼し、日本でなめしており、今季からはカフ部分に「セトウチレザー」のロゴも入れて展開されます。
非常に評判が良く、2024-2025シーズンからは「ライトインディゴ」カラーが新しく登場します。
本体カラーは「インディゴ」と「ライトインディゴ」の2色。
ステッチはレインボーになっているものと、シンプルな茶色のステッチの2パターンが用意されており、計4種類からお選びいただけます。
機能は昨シーズンからの継続で、甲部分に設置の隠しポケットに小さなクロスが入っており、ゴーグル拭きなどに使用できます。
このポケットは、開いて使用すればベンチレーションのような働きもします。
また、リフト券などの小物も収納できます。
ESK-2150
松岡手袋定番の5本指グローブ。
高級感あふれる牛革、やぎ革を使用。
握りやすく疲れにくい「ErgoGrip」立体型採用で、操作性と保温性を両立しています。
2023-2024シーズンにあった「グリーン/アイボリー」がなくなり、2024-2025シーズンは「オレンジ/ネイビー」が限定カラーとして登場。
定番の「コルク/ブラウン」と「ブラック/ネービー」は変更ありません。
ESK-2130
松岡手袋定番の3フィンガーグローブ。
高級感あふれる牛革、やぎ革を使用。
こちらのモデルは「コルク/ブラウン」「ブラック/ネービー」「グリーン/アイボリー」「オレンジ/ネイビー」の4色展開となっています。
年月を重ね、手入れをしていくと、徐々に色が落ちてきますが、その風合いを楽しむことができるのが革手袋の魅力です。
クリームを塗ることで日焼けが抑えられたりという効果もありますので、メンテナンスをしていただけるとより長く楽しんでいただけます。
ESK-2131
松岡手袋で一番スタンダードな3フィンガーモデルです。
摩擦に強い山羊革のグローブで、長く使っていただけます。
2023-2024シーズン限定の「バイオレット」がなくなり、2024-2025シーズンは「バーガンディー」が限定カラーとして登場。
「ブラック」「コルク」は定番カラーとして変更はありません。
ESK-2230
高級感あふれる牛革、やぎ革仕様の3フィンガーグローブ。
寒さが苦手な方に人気です。
インナーが着脱でき、手首のところで締められるパイプスコッチとなっています。
深めにはめていただくと、より空気が入って中が暖かく保てます。
カラーは定番の「コルク/ブラウン」「ブラック/ネイビー」に限定の「オレンジ/ネイビー」を加えた3色展開です。
ちなみにこちらは登場一年目に八甲田で使用したユーザーから「寒かった」とフィードバックを受け、中綿を変更し、現在では「八甲田でも寒くなかった」とお墨付きをもらっているモデルです。
ESK-2350A
2023-2024シーズンに登場したオールシーズンモデル。
人気モデルのESK-2150 をモチーフに作られています。
昨シーズンは「コルク/ブラウン」の一色展開でしたが、今季からは「バーガンディー/ガンメタリック」「ミント/ライトグレー」の2色が追加されています。
2023-2024シーズンモデルをもとに、2024-2025シーズンはアップデートを行っています。
1番大きい変更として、手首のアジャスターとしてついていたベルクロを撤去しています。
作業される方や、スプリングに使用する方が多く、脱ぎ履きの頻度が高いので、手首にベルクロがあると袖口にくっついてしまうというデメリットがありました。
そのため、ベルクロをなくし、なおかつ手首部分を長くすることによって、空気を入らせず、雪や寒さが入ってこないようにする効果を出しています。
手首の長さが気になる方は折って使用していただくと、より締まりが良くなり空気や雪が入りにくくなります。
松岡手袋が好きな方が、よりその革の質感を楽しんでいただけるよう作られたモデルです。
また、昨シーズンはロゴ部分がワッペンのようになっていたのですが、2023-2025シーズンはグローブに直にロゴを入れています。
OMT-2201
100%ポリエステルのオーバーミトン。
松岡グローブは革なので、どうしても水には弱くなってしまいます。
また、5本指グローブなどは特に濡れた後寒くなってしまうこともあります。
雨の時などは濡れ防止にオーバーミトンを使用していただくと、革を保護でき、非常に暖かく過ごすことができます。
薄くてコンパクトに収納できるので、ポケットなどに入れて持ち運び、必要な時に取り出して使用できます。
水や風に強いので、革を長持ちさせる効果もあります。
ErgoGrip(エルゴグリップ)について
松岡手袋の特許技術「ErgoGrip(エルゴグリップ)」は、ヨーロッパ・アメリカ・アジアで国際特許も取得している技術です。
作業工程が普通の手袋の3割程多く、ミシンを力いっぱい踏んで縫うことができないため、製造にはかなりの手間がかかっています。
「ErgoGrip」の特徴は、指の関節で縫製している点です。
二面構造で「マチ」がなく、曲げる部分にできるしわを楕円形に切り抜いてつなぐことにより、手のひら側に指が少し曲がった形 に最も力を抜いた自然な状態の指に合わせ、湾曲(わんきょく)した形状に設計しています。
縫い合わせることで、親指・人差し指・中指・薬指・小指・手のひらを曲げた時に出るシワを無くすことができます。
ステッチ部分は握り込んだ時には指の関節の部分で埋没するので、糸が切れたり破れたりすることはありません。
両手を合わせて110〜120ほどのパーツを縫い合わせ、手の形状に近い状態のグローブを作り出しています。
また、通常のグローブは着用中に指先部分にねじれができてしまうとこの縫い目が指に当たってしまったり、握った時にストレスになるというデメリットがありましたが、「ErgoGrip」指の側面に縦の縫い目がないので、握った時の違和感がなく綺麗に握ることが出来ます。
松岡手袋の全てのグローブに「ErgoGrip」が備わっています。
松岡手袋のグローブは、手の平や指の自然な曲がりを再現しているので、購入の際はご自分にピッタリなサイズの物を選んで頂きたいです。
たくさんの人の手を見て平均的な作りにはなっていますが、ある程度、自分の手に合ったサイズの物を選べば、その日から手に馴染む使い心地になります。