REXXAM(レクザム)2023-2024スキーブーツNEWモデルの変更点・ラインナップをご紹介!
REXXAM(レクザム)は企画・設計・開発から製造・販売までを自社で行う高品質・高性能を誇る純日本製スキーブーツメーカーです。
日本人の足の形の傾向に合わせ、ラスト幅の広いブーツが数多く用意されているのも特徴です。
タナベスポーツでの取り扱いも多いREXXAMブーツ、2023-2024モデルのラインナップをご紹介していきます!
REVOシリーズ
REVO S(スリム)
2022-2023シーズンからの継続。
トップレベルの選手が大会で使用する頻度も増えてきているモデル。
フレックスが90/100/110/120/130/150と幅広く用意されています。
日本のトップアルペンレーサーやナショナルチームの選手、アルペンの基礎の選手も使用しています。
2022-2023シーズンにロアシェルのインサイド側の部分のシェルが1mm厚くなり、元々95mmベースだったラストが94mmになりました。
インサイド側の肉厚が増したことにより、足・インナー・シェルの一体感と剛性がアップし、外スキーへの荷重をより効率的に行う事ができます。
深い内径角度を安定した状態でキープする事が可能になりました。
フレックス90には「BX-S23」、100~150には「BX-H22」のインナーブーツが採用されています。
REVO M(ミディアム)
98-100mmラストまで対応するスキーブーツ。
「AUTO FIT」をフルに活かすと100mmラストまで広がります。
足に合わせて快適に履けるよう、SラストとMラストで選んで使っていただけるようになっています。
フレックス100には「BX-S23」、110~150には「BX-H22」のインナーブーツが採用されています。
REVO PLUS
96-103mmラストまで対応するワイドラストモデル。
シェルに変更はなく、デザインとリング穴が変更になっています。
フレックスは90/100/110/120が用意されています。
2023-2024モデルから110と120の品番に「BX-H20」という固いインナーを入れ、快適に1日スキーを楽しく過ごせるようなモデルに仕上げています。
楽しいだけでなくしっかり滑りたいという方には、フレックス110/120の固めのインナーがおすすめです。
しっかりしたエッジグリップや操作感を感じながら、一日中ラクにスキーができる、非常にバランスの良いブーツだと思います。
滑走性能を殺さずラクにすべらることができるので、高齢のユーザーや家族でスキーにいかれるような方に人気です。
100はインナーブーツが「BX-S23」に、と70/80/90は「BX-SS23」は変更になっています。
「BX-SS23」インナーはスーパーソフトと言われるようなもっと柔らかいインナーです。
以前のインナーはかなり厚みがあり、柔らかくて足当たりは良かったのですが、「締まるところはもう少し締まって欲しい」といった要望もありました。
「BX-SS23」にインナーに変えることで加速性能を高めました。
足へのフィット感を高めた快適なインナーです。
「BX-H」インナーはマットで体をギュッと締めつけるようなホールド感なのに対し、「BX-SS23」はふわっと触りながら快適にスキーができます。
かつ保温力もあり、温かいインナーとなっています。
「BX-SS23」はとって部分が白、「BX-S23」は取手部分が黒くデザインされていて、見た目で判断することができます。
REVO PLUS LADY
「REVO PLUS」レディースモデル。
2023-2024シーズンはインナーのみ変更されています。
フレックスは70/80の2種類が用意されています。
RT(REXXAM TRADITIONAL)シリーズ
2022-2023シーズンにMAX Wideシリーズのデザインを変更し、新たに登場したシリーズ。
こちらも昨シーズンからシェル、バックルの変更はなく、インナーが変更されています。
フレックス110/100に「BX-S23」インナー、90に「BX-SS23」が入ってます。
24~27cmの展開です。
ラスト幅はかなり広めで、標準で100mm。
レクザムを使用する方で、足のボリュームのある人はこのブーツを選んでいただく形になります。
XX(CROSS RIDE)シリーズ
デザインとインナーが変更になっています。
フレックスは全て90。
堀島生馬選手と共同開発している「XX LIMITED」の他、「XX 8.0」と「XX 7.0」があり、使用目的によって明確に違いがあるモデルです。
XX LIMITED
モーグル専用機種・選手モデルとして特化したモデル。
「REVO S」がベースとなっています。
踵の位置を上げ、ショック吸収材が入っています。
「低いポジションを保ちつつ、踵は少し上げたい」というニーズに対応しています。
また、背面のロアシェルの立ち上がり部分の、ビスの入っていないところにVの字カットが施されています。
これによって、膝を前に入れる低いモーグルのポジションがキープし続けられるようになっています。
XX 8.0
ラスト幅が「REVO M」と同様の98-100mmラストとなっています。
「コブにこだわりたい」「初めてモーグルに取り組みたい」方には取っ掛かりやすい、一般用のスキーブーツに近いセッティングのブーツです。
XX 7.0
「XX LIMITED」や「XX 8.0」とは全く異なる、パークを楽しみたい方向けのスキーブーツです。
ジブとかエア跳びたい方とかに向けて開発されているので、他の2モデルとは足裏の形状も異なっています。
「REVO PLUS」がベースのモデルとなっています。
「XX 7.0」はフットベッドとスキーブーツの間にショック吸収材が入っており、踵は上げないようにしています。
多くの選手に聞き取りを行った結果、「エアを跳んだ時、足裏がフラットの方が自分のスタイルを出しやすい」ということでこの形になっています。
その替わりに、ショック吸収材で着地の際のショック吸収をするようにというセッティングになっています。
軽量なカムバックルを採用。
靴底はリブ構造になっており、空中での回転中にも板をしっかりと回す粘りを出してくれます。
LIVE
「REVO PLUS」をベースとしたジュニアレーシングモデル。
デザインなどに変更はなく、インナーのみ変更されています。
フレックスは60/70/80の3種類が用意されています。