ROSSIGNOL(ロシニョール)ブーツ2022-2023モデルをご紹介！

フィット感

これまで、選手はつま先をしっかり固定し、足を左右へ切り替える事でスキー操作をメインで行っていました。
そのため、従来の「ROSSIGNOL」ブーツはつま先部分に隙間が無いように作られていました。
しかし、カービングが主流になった現在では、重心を素早く上下・前後・左右に移動できるようにする必要があります。
母指球から踏み込んでスキーに力を伝達する際、つま先に余白があると指を伸ばして力を加えやすくなり、短時間でコンパクトに力の移動がしやすくなります。
そのため、現在の「ROSSIGNOL」ブーツは、つま先を広くし、余力をもってつま先が動かせるよう設計されています。

「ROSSIGNOL」のブーツは、インナーブーツとシェルの形状を合わせる事により、余分な空間が無く密度が高くなっています。
このため、シェルを締め込むと、同時にインナーも締まってきます。
足首周りのバックルを締めた際には、内側のシェルが足首をしっかりと固定します。
上から押さえて固定するのではなく全体が締まるので、足の甲の当たりを軽減することができます。
足首が細い方や、フィット感を重視している方におすすめです。

デュアルコア

「LANGE」ブーツと同様に、1つのシェルに柔らかい素材と硬い素材を混ぜ込んだ「デュアルコア」を採用することでパワー増幅伝達性と軽量化に繋がっています。
柔らかい素材が使われているのは足首周りと足の甲の締め付け部分で、足にフィットするように作られています。
強度を持たせたい部分には硬い素材が使われています。

デュアルコアを採用することで、振動吸収が行えるというメリットもあります。
中の柔らかい素材が振動を吸収してくれ、次の運動に進むことができます。
こちらの技術を採用しているのは世界でも「ROSSIGNOL」と「LANGE」のみ。
しなやかかつ弾力性のあるブーツで、特に足首が入りやすく、上から押さえやすく、今のスキーにマッチしやすい機能になっています。

FULL CUSTOM LINER

「ROSSIGNOL」や「LANGE」のブーツは、シェル自体は熱成型できません。
「FULL CUSTOM LINER」は、熱成型できるインナーブーツです。
インナーに熱をかけることでスキーヤーの足型に成型が可能。
内部、外部パッド、タングすべてのカスタマイズできます。
通常の「WORLD CUP」シリーズや「SPEED」シリーズなどは「FULL CUSTOM LINER」を採用しており、熱成型が可能です。

また、HERO WC Zシリーズはシューレースタイプの薄いインナーになっているので、熱成型ができないモデルです。

GRIP WALK SOLES【GW】

グリップウォークソールとはブーツのソール【靴底】の規格で、歩きやすい形状で、滑りにくい素材でできています。
このタイプのブーツを選ばれた場合は、スキーのビンディングはグリップウォーク対応のモデルを選ぶようにしてください。
対応外のビンディングの場合は、装着することができないため、注意が必要です。

WORLD CUP Z

競技のトップ選手、デモのトップモデルに向けたモデルになっています。
インナーはシューレースタイプでホールド感がよく遊びがないことでよりダイレクトにパワー伝達が可能。
ラスト幅は92mmで統一されているシリーズです。

HERO WC ZC

：フレックス150

HERO WC ZB

：フレックス140

HERO WC ZA

：フレックス130

HERO WC Z+ 

商品名【+】プラスが付くモデルはラスト幅92mmのワールドカップと同じモールドのスキーブーツです。
92+mmはスキーブーツの底の両サイドを湾曲させるのではなく、直角に削り合わせることで、日本人の足にあった足の裏がしっかり落ちるような設計になっていて少し横幅が広く感じます。是非履いて違いを確かめてみてください。
インナーはシューレースタイプでホールド感がよく遊びがないことでよりダイレクトにパワー伝達が可能。
ラスト幅は92mm+で統一されているシリーズです。

HERO WC ZA+

：フレックス130

HERO WC ZJ+

：フレックス120

HERO WC Z SOFT+

：フレックス110

HERO WORLD CUP

通常の「HERO WORLD CUP」モデル。
ラスト幅が少し広め97mmになります。

HERO WORLD CUP 140

フレックス140

HERO WORLD CUP 130 MEDIUM

フレックス130　このモデルのみラスト幅が広めの100mm。

HERO WORLD CUP 120

フレックス120

HERO WORLD CUP 110 SC

フレックス110

HERO WORLD CUP 90 SC

フレックス90

HERO WORLD CUP 70 SC

フレックス70

【SC】はショートカフのことで、日本人の足に合わせ、アッパー（上部）のシェルを短く変更したモデルです。
アジア系の人達はヨーロッパの人達に比べ、膝下が短いため、ショートカフを採用することでふくらはぎを押さえつけず、足首を動かしやすくしています。
インナーはシューレースではないですが、熱をかけることでスキーヤーの足形に成型が可能な「FULL CUSTOM LINER」でインナー。
内部、外部、タングすべてのカスタマイズ可能。

HI-SPEED ELITE LV GW

【LV】はローボリュームなのでラスト幅は少し狭め98mmになっています。
フレックスは120と110の2つのフレックスを展開。
フルカスタムライナーになっていますので、インナーに熱をかけることでスキーヤーの足型に成型が可能。内部、外部、タングすべてのカスタマイズ可能。
【GW】はグリップウォークソールのことです。

HI-SPEED PRO MV

【MV】はミッドボリュームなのでラスト幅は少し広めの100mmになっています。
こちらはフレックスが3サイズ。120・110・100の展開になっています。
「フルカスタムライナー」採用で、足にあったカスタマイズが可能です。
ソールは基本的にグリップウォークソールを採用しています。
「HI-SPEED PRO 100 MV」のみ、フルカスタムライナーとグリップウォークソールがついていないモデルとなります。

HI-SPEED HV

【HV】ハイボリューム。ラスト幅は広めの102mmになっています。
こちらはフレックスが120・100・80の3種類の展開になっています

HI-SPEED 120HV GW：フルカスタムライナー　グリップウォークソール採用
HI-SPEED 100HV/80 HV：カスタムライナー（内部パッドのみ成型が可能）

SPEED

スト幅が104mmと非常に広く、1日快適に滑りたい方や、足のボリューム【幅】が広い方にオススメなモデルです。
フレックスは120・100・80の3種類。
SPEEDシリーズはON PISTEなので、通常のゲレンデモデルになります。

ALLTRACK PRO

ラスト幅が100mm。
フレックスが3フレックスのシリーズになります。
130、120、100というフレックスになっており、一番柔らかいフレックスの100に関しては通常のアルペンソール仕様です。

ALLTRACK

通常のシリーズになります。
こちらもトップモデルはグリップウォーク仕様で110・90の2フレックスはアルペンソール対応になっています。
こちらはラスト幅が102mmの仕様になっています。