【スキー】ブーツ加工が必要ならコバカットするべし!
スキーを楽しむ上で欠かせないのがスキーブーツ。
ですが、せっかく購入したスキーブーツがスキー板に合わないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
スキーブーツによっては加工が必要になってくる物も存在します。
今回はコバカットについて解説していくので、スキーブーツについて悩みや疑問を抱えている方は一度チェックしてください!
目次(該当のシーンへ遷移します!)
コバカットとは
コバカットが必要なブーツには黄色いマークがついています。
通常のブーツに比べ、つま先部分とかかと部分の厚みが違うのが特徴的。
スキー板に合わせるため、つま先部分とかかと部分を削る作業をコバカットと言います。
コバとはつま先部分とかかと部分を指します。
コバカットしていないスキーブーツがスキー板にはまったとしても、ケガをする可能性があるのでコバカットを済ませておきましょう。
コバが高く作られている理由
人によってはコバがどうして高く作られているのか気になって仕方がないと感じている方も多いのではないでしょうか?
コバが高いスキーブーツの大半は競技用です。
競技で結果を出すのに角付けが重要になってきます。
角付けを調整するため、スキーブーツのボトムを高くしています。
また、スキーブーツの底を斜めに削りやすくするのもコバを高く作る理由の一つ。
スキーブーツの規格はビンディングにはまる高さが正確に決められています。
金具にも規格があるため、コバカットを行う際は注意が必要です。
ボトムアッププレート
スキーブーツのアクセサリーを用いてコバカットを行うケースも存在します。
ボトムアッププレートはスキーブーツの裏面に装着するアクセサリー。
装着した際に厚みが増えるため、その厚みを削る必要が出てきます。
コバガード
コバガードもスキーブーツに用いるアクセサリーの一つ。
スキーブーツのコバは解放値の高いビンディングによって潰れる可能性があります。
ビンディングからコバを守るため、コバガードが用いられています。
もちろん、コバガードで生じた厚みも削らないといけません。
実際のコバカット
まずはコバの高さに刃の高さを合わせます。
つま先部分を守るため、マスキングテープを3枚程重ねて貼ります。
マスキングテープを貼り終えたら、刃のカバー部分をガムテープで固定。
理由はスキーブーツを傷つけないためです。
刃のスイッチを付けたら、スキーブーツの真ん中から後ろ部分を持ちます。
スキーブーツをしっかり固定した後、横にスライドさせてコバを削っていきます。
コバカットを行うためにはある程度の設備が必要なため、プロに頼みましょう。
ちなみに、つま先部分とかかと部分を削ったらもう終わりと感じていませんか?
コバカットを行った後はどうしてもバリが出てしまいます。
なので、コバを丸く綺麗に仕上げる必要があります。
コバカットは理想の滑りを行うために意識しておきたい作業。
スキーブーツの状態一つでビンディングにはまるかどうかも変わってきます。
通販サイトでスキーブーツを注文する際、コバカットが必要かどうか判断しないといけません。
スキー当日、スキーブーツがビンディングにはまらないとなっては目も当てられないです。
また、ボトムアッププレートやコバガードを付けたい場合はプロに依頼しましょう。
スキーブーツを最高の状態に仕上げ、快適なスキーライフを楽しんでください!