【大胆にカット】最高級のスキーブーツにフルカスタム!【マニアック加工編】

お気に入りのスキーブーツを少しでも良い状態にしたいと感じている方も多いのではないでしょうか?

皆さんが思っている以上にチューンナップできる場所は数多く存在します。

今回はスキーブーツの加工について話を進めていくので、気になる方は一度参考にしてください!

シェルカット

ブーツ調整&修理

海外のスキーブーツはスネ部分(アッパーシェル)が海外のスキーヤーの骨格に合わせ長めになっている事が多いです。

シェルカットシェルカットを行うことで日本人でも操作性やパワー伝達がしやすくなることもあります。

また、ふくらはぎが大きく、バックルが締まらない場合にはバックルの延長をお勧めします。

まずはマーキングの邪魔になるパーツを外し、アッパーシェルとロアシェルに分けます。

パワーベルトも外します。

パーツは失くしてしまわないようブーツに入れておきます。

次に切る位置にマークを入れます。

ショートカフ※のスキーブーツは1cm低い物が多いため、1cmを目安に短くします。

1cmのラインをマーキングしていきます。

左右の動きを若干大きくするため、横側の一部を1cmよりも深めにマーキングしていきます。

※ショートカフはアッパーシェルの高さが低いブーツのことです。

マーキングを終えたら、マーキングした部分をカットします。

まずハサミで大まかに切り、後からリューターで削って調整します。

深く掘った部分は別の機械で微調整していくことになります。

バフで滑らかにしたら、コバカットは完了です。

その後、熱をかけて滑らかにしていきます。

パワーベルトの位置を下げる

今回はスキーブーツを1㎝カットしたため、パワーベルトの位置も下げます。

まずは中心部にマークを付け、ズレを防止するために下穴を開けます。

道穴を開け、大きく穴を開ければ完了です。

バックルの延長

まずはバックルを外します。

その後、裏側にマーキングを行います。

上側にくぼみが無いと、ネジ受けがシェルを傷つけてしまうので、中を削ってくぼみを広げます。

穴を開け、バックルを付けたら完了です。

インナーブーツのカット

シェルを1cmカットしたので、インナーブーツも合わせて1cmにマーキングを入れます。

マーキングが済んだら、カッターを入れて中のスポンジを抜いて、代わりにスポンジを入れていきます。

薄いスポンジをインナーブーツに合わせてカットしたら、電動のやすりを用いて薄い部分を作ります。

インナーブーツに合わせてパッドも入れます。

いらない部分をカットした後、畳用の針と強い糸で細かく縫っていきます。

スポンジを薄くしたことでふくらはぎの窮屈さが軽減されます。

スキーブーツの履き心地を良くするためには、多くの作業が必要です。

思っている以上に作業が多いと感じた方もいるのではないでしょうか?

スキーブーツに関する悩みを抱えている方はタナベスポーツに一度相談することをおすすめします。

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