STOCKLI<ストックリー>2024-2025年NEWモデルスキー板を一挙紹介!
2024-2025シーズンは定番の「LASER」シリーズの「LASER WRT PRO」がモデルチェンジ!
また、昨年モデルから大きく変更された、今季メーカーイチオシの「LASER MX」にも注目です!
LASERシリーズ
LASER GS FIS
FISの競技用のGS用のモデル。
長さは176/184/188/193の4種類となっており、板そのものは2023-2024モデルから変更点はありません。
代わりに、2024-2025シーズンはスキーに付けるプレートとビンディングが変更になります。
新しく開発された「WRT D20」というプレートと、SALOMONから新しく販売されるICONビンディングの16という強度のもののセットアップになります。
LASER SL FIS
こちらもGSモデルと同様に基本的には変更がありません。
長さは155/160/165の3種類。
GS同様にプレートとビンディングが変更されています。
LASER WRT PRO
2024-2025シーズンNEWモデル。
2023-2024から販売されているモデルの継続で、新しくリニューアルされたモデルです。
基本的には大きな変更点が3つあります。
1つ目はスキーを軽量化するために、中のグラス部材の量を少し多めにして、スキーそのものの重量を軽くしてあります。
グラス部材を増やすことで、スキーを踏んだ時の速さのレスポンスも良くなっており、軽さと反応の良さが向上しました。
2つ目に「GS FIS」と同様にプレートが新しく開発された「WRT D20」ビンディングが「ICON 16」に変更になっています。
これによって従来のセットアップよりも、ターン前半のスキーのトップの捉えが非常にしやすく、スキーの操作性がワンランク上がっています。
3つ目の変更点は、スキーのプロポーション。
トップセンターテールそれぞれ変更されていますが、大きく違うのがセンター幅が66mmから67mmと、昨年モデルと比べて1mm広くなった点です。
これによってスキー全体の幅が広くなり、その分雪面から受けるからの抵抗を穏やかにならしてくれます。
また、テール部分がまっすぐになっています。
これによってよりカービングターンというか、前半からしっかり捉えて角付けしてから、スキーを縦に踏んでいくような操作がしやすくなっています。
さらにビンディングプレートの効果も相まって非常に扱いやすいスキーに仕上がっています。
スキーのレスポンスが非常に強いので、より躍動感がある滑りを表現したい方に向いているスキーです。
LASER WRT
2024-2025シーズンNEWモデル。
「LASER WRT PRO」の弟分のようなスキー板です。
「PRO」と同じ材質・プロポーションで、ビンディングとプレートも同様のセットアップとなっています。
唯一の違いがトップシートの材質。
「PRO」の方は表面シートに硬いアルミ素材を使っているので、よりレスポンスやグリップが強い、ホールド感が非常に強い仕様になっています。
一方このモデルは通常のラミネートのトップシートを採用。
「PRO」よりもマイルドで、操作性が非常に高いので、より雪質を問わない、急斜面も緩斜面も、柔らかい雪質でも容易に操作ができます。
幅広いスキーヤーにマッチするスキーです。
「PRO」に乗ってみて、『少し硬くて扱いづらい』と感じた方にはこちらがおすすめです。
LASER GS
マスターズレーサー、基礎用のロングターンモデル。
2023-2024シーズンから全く変更点はありません。
基礎スキーヤーの方が大回りするには最も適したスキーとなっています。
LASER SL
小回り向きのスキーで、「LAGER SL FIS」を少しマイルドにしたモデルです。
技術選などに出場する選手にも使用されているモデルで、男子は165cm、女子には160cmが使われています。
テクニカル・クラウンなどのプライズテストや、各予選出場されるような方におすすめです。
STOCKLIの特徴で、全体がしなやかにたわんでくれるので、小回りをした時に走り過ぎてしまう感覚がある方にも扱いやすいスキーです。
小回りの苦手な方にぜひ選んでいただきたい1台となっています。
GSモデル同様に、基本的にスキーとビンディングは変更がなく、去年と全く同じモデルです。
ただし、このモデルのアップグレードのバージョンに関しては、新しく開発された「WRT D20」プレートとSALOMONの「ICON16」ビンディングが付きます。
LASER SC
「LASER SL」と同じ中身で、センター幅が72mmと少し広くなっているSTOCKLIのベストセラーモデル。
1本のスキーであらゆる雪質を滑れる、基礎のオールラウンドエキスパート用のスキー板です。
検定で言うと2級〜1級くらいを目指す方におすすめです。
センター幅が広めになので、中周りから大回り検定を1台で乗りこなすという意味でもお薦めの1台です。
ヨーロッパでも非常に人気のあるスキーで、STOCKLIの特徴であり、強みでもある「しなやかさ」と「安定感」が一番感じやすいスキーになっています。
初めてSTOCKLIを手にされる方におすすめです。
2023-2024シーズンにモデルチェンジをして発表しており、2024-2025シーズンはモデルチェンジのないモデルです。
LASER SX
シャープなミドルターンを得意とするエキスパート向けモデル。
元々クロスのスキーをベースに作られており、基礎でいうと、中回りベースのオールラウンドスキーです。
スキーの反応は少し鈍いですが、非常に安定感があり、一般の方が使用するにはちょうどいいスキー板になっています。
LASER CX
小回り型のエキスパートの「LASER SL」をベースにした、軽量バージョンのスキー板です。
「LASER SL」のフレックス・トーションを調整し、より扱いやすい板になっています。
ハリ感や乗っている感覚は「LASER SL」とあまり大きく変わらず、しっかりと反応してくれる板です。
「LASER SL」は基本的に1級以上、テクニカルクラウン、技術戦でも使用する選手もいるようなエキスパート向けのスキー板です。
「LASER CX」は柔らかい雪や、少し足場が悪いようなところでも、動かしやすい板になっているので、『これから2級あるいは1級を目指したい』『テクニカルまで合格したい』という方に、非常に扱いやすい小回りベースのオールランドスキー板です。
2023-2024シーズンからの変更点はトップシートの材質のみです。
トップシートが少し柔らかくなった分、スキーの全体的な反応が少し穏やかになり、2023-2024モデルよりも扱いやすくなってます。
LASER MX
2024-2025シーズンのメーカーいちおしのスキー板です。
昨シーズンまで「LASER MX」はシニアやレディーススキーヤー向けに作られたモデルでしたが、今年新しくモデルチェンジしました。
エキスパートのオールラウンドモデルである「LASER SC」の性能をより多くの方に味わって頂くために、「LASER SC」の性能をそのままに軽量化したスキーが、今年の「LASER MX」です。
これに伴って、昨シーズンのものから全体的なプロポーションが変更されています。
センター幅が71mmと比較的広めになり、様々な雪質に対応できるようになっています。
なおかつ非常に軽量なビンディングプレート付き。
オールラウンドスキーとしては非常に軽量なスキー仕上がっています。
優しいタッチで板が動いてくれ、特に柔らかい雪や少し悪雪のような場所でも非常に乗りやすいスキーです。
長さは男性向けに164、女性向けには158/152の長さが用意されています。
『初めてのSTOCKLIスキーで何を選んだらいいか分からない』という方には、まずこの「LASER MX」を使っていただければ、STOCKLIスキーの良さを感じていただけると思います。
価格的には比較的安い、廉価版の様な価格帯のモデルではありますが、材質や仕上げなども上級機種と全く変わりはありません。
お値段以上の性能が発揮できるスキーとなっていますので、STOCKLIスキーの初めての一台としておすすめのスキー板となっています。
一級を目指す方〜テクニカルを目指す方の導入にも最適です。
MONTEROシリーズ
カービング要素の強い「LASER」シリーズとはまた少し違う、オールマウンテンで使えるシリーズ。
1本のスキー板で悪雪から新雪、パックバーンなど、様々なシチュエーションを滑る為に新しく開発されたシリーズで、4種類用意されています。
MONTERO AR/MONTERO AX
もともとは「LASER」シリーズの持っているスキーのしなやかさやターンのキレを引き継ぎながら、オールマウンテンとして使えるスキーとして開発されたモデルです。
こちらの2機種は使用するシチュエーション、オフピステとオンピステの割合で使い分けるイメージです。
「AR」はオンピステとオフピステが5:5の割合で、バックカントリーもパックバーンもどちらも使用するユーザーさん向けのスキー板です。
トップのせり上がりが非常に少ない「ローシャベル」と呼ばれる形状をしており、その分雪接点が非常に長く、安定感がある全体的にどっしりしたスキー板です。
幅が広いので、悪雪や新雪でも非常に扱いやすくなっています。
「AR」をベースにオンピステ7割、オフピステ3割に割合を変更したものが「AX」です。
『普段は整地を楽しく滑るけれども、たまにちょっとオフピステに行きたい』または『基本的にはゲレンデ外は滑れないが、ゲレンデ内で色んなシチュエーションを楽しみたい』という方に適した、「AR」よりも少しカービングを強くしたスキー板です。
2023-2024シーズンよりも板を軽量するために、ポプラ芯材を少し多めに採用しまして、スキーの軽量化を図っています。
今回はSALOMONの「ストライブ」というビンディングがセットになっています。
重心が非常に低く、雪面状況が掴みやすいビンディングです。
また、STOCKLIの特徴でもありますが、ビンディングの位置がテール寄りにあり、トップが長く作られています。
これによって前のばたつきは抑えられるだけでなく、ビンディングとの相性も非常に良くなっています。
それぞれ使用するシチュエーションに合わせてお選びください。
MONTERO AS/MONTERO AW
この2機種は、オンピステメインでたまにサイドカントリーに行きたい方向けのスキー板です。
オールマウンテンスラロームで、元々は「LASER」シリーズの性能をそのままオールマウンテン用のスキーにアレンジしたスキーになってます。
大体オンピステ7割、オフピステ3割くらいでの使用を前提に設計されています。
「MONTERO AS」は重量感もありまして、男性を使っていただくとバランスも非常にいいスキーです。
「MONTERO AW」は女性の方におすすめのスキーで、荒れたバーン、パックバーン、新雪や春の少し重たい雪にも使用できます。
非常に浮力もあり、軽くスキーを動かせます。
ワンシーズンを通して一つのスキーで同じ感覚で常にスキーができる、新しいシリーズのスキーとなってます。
STORMRIDER/NERA
バックカントリー用のスキー板。
男性向けのモデルが「STORMRIDER」女性向けのモデルが「NERA」という名前になっています。
それぞれセンター幅が95/98の2種類用意されています。
使用するシチュエーションに応じて、プロポーションを選んでいただけます。