ワックスによって滑り具合が全然違う!サマーゲレンデに合うのはどれだ!【タナベスポーツ】
サマーゲレンデをこれから楽しもうと考えている方も多いのではないでしょうか?
最高の滑りを行うためには、ワックスを意識したいところ。
これからサマーゲレンデにおけるワックスの比較について話を進めていくので、気になる方は一度参考にしてください!
目次(該当のシーンへ遷移します!)
ワックスとはそもそも何か
ワックスはスキーの滑走面に塗るものです。
スキー板を保護したり、滑りやすさを上げるために用いられます。
ワックスはいくつかのタイプが存在しており、滑る場所やシーズンに応じて使い分けることが重要になってきます。
ワックスを塗る前に行うこと
ワックスを塗る前にマットが溶けてこびりついたカスを取り除かないといけません。
まずはスキーバイスにスキー板を設置します。
センター部分の挟まるところで万力をしっかり締めるのがポイントです。
次にメタルスクレーパーで板の方向に沿ってカスを削り取りましょう。
何も塗っていない状態
動画上でワックスやオイルを塗っていない状態でサマーゲレンデを滑っている様子が収録されています。
1つのコースを滑り切るのかかった時間は18:05。
ゲレンデの油を塗った状態
ゲレンデの油を塗った状態で1つのコースを滑り切るのに17:47かかっています。
早く滑りたいなら、せめてゲレンデの油だけでも塗るようにしましょう。
サマーゲレンデ用液体ワックスを塗った状態
まずはスクレーパーで滑走面を布などで拭き取ります。
サマーゲレンデ用液体ワックスを滑走面に撒いたら、後はスポンジでムラ無く伸ばすだけ。
1つのコースを滑り切るのにかかった時間は17:20と何も塗っていない状態やゲレンデの油を塗った時に比べ、タイムを大幅に縮めています。
サマーゲレンデ用固体ワックスを塗った状態
サマーゲレンデ用固体ワックスをスキー板に塗るためには、ワックス用アイロンで溶かさないといけません。
アイロンの温度は130℃以下です。
使用方法に従うようにしましょう。
トップからテールの方向に沿ってワックスを塗っていきます。
また、専用の万力は少し緩めて使うのがポイントです。
冷やし切ったら、ワックスを剥がさずに塗ったままで滑るようにしましょう。
1つのコースを滑り切るのにかかった時間は14:81。
他の状態に比べて速いと感じた方も多いのではないでしょうか?
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最速のタイムを出せたのはサマーゲレンデ用固体ワックスを塗った状態です。
ただし、即効性の面においては液体ワックスに軍配が上がります。
状態によってスピードが変わることを頭に入れておきましょう。
ワックスを塗っているかどうかで約2~3秒の差が出ると知って驚いた方も多いのではないでしょうか?
理想の滑りを行うためには、スキー板の状態について敏感にならないといけません。
滑る前にワックスを塗り、状態を整えるようにしましょう。
スキー板の性能を引き出せるかどうかは皆さん次第です!
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