【プロ直伝】SKI.FACTORY.MIND.に潜入!!スノーグライド仕上げでスキーをもっと扱いやすく!

理想の滑りを行うために必要な行動の一つがスキー板のチューンナップ。
人によってはスキー板をそのまま放置しているもしくはチューンナップを適当に行ってはいませんか?
チューンナップをいかに行うかでスキー板の状態が大きく変わってきます。
最高の滑りを目指したい・普段使っているスキー板の状態をよくしたい方のためにスノーグライド仕上げについて解説します!

スノーグライド仕上げとは

スノーグライド仕上げとは

スノーグライド仕上げは上級チューンナップで行われる作業。
スキー板の状態をスノーグライドと呼ばれる機械で整えていきます。
手仕上げに比べ、エッジを鋭くできるのがスノーグライド仕上げのメリットです。

ディスクで削る

まずはスノーグライドのディスクと呼ばれる部分でスキー板のエッジを削ります。
ディスクで削るメリットはエッジを長持ちさせること。
エッジに筋が入っているのが特徴的です。
アイスバーンなどを滑る機会が多い方はエッジの状態を意識しておくことが大事。
エッジを整え、硬い雪を思い切り滑りましょう。

チューンナップのおさらい

機械仕上げはサンディングマシーンでエッジを削ること。
それに対し、やすりや専用道具で仕上げることを手仕上げと言います。
スキー板のメンテナンスを行う際、機械仕上げと手仕上げの特徴も覚えておくことをおすすめします。

ワックス塗り

最後の仕上げとしてワックス塗りを行います。
滑走性が上がるのに加え、滑走面の保護につながるのがワックスのメリット。
人によってはスキーを滑る前にワックス塗りを心掛けているのではないでしょうか?
スキー場に行くまでにスキー板を綺麗に保つことも理想の滑りを実現させる上で必要なことです。
塗り方はアイロンで溶かした固形ワックスをスキー板の滑走面に垂らし、ワックスペーパーで伸ばしていくだけ。
ムラ無く丁寧に塗るのがポイントです。

ワックスフューチャー

ワックスフューチャー

ワックスフューチャーは遠赤外線でワックスを浸透させる機械。
アイロンを何度もかけるとスキー板の滑走面が焦げる恐れがあります。
ワックスフューチャーは複数回かけてもスキー板の滑走面の温度が上がりにくいです。
スキー板の滑走面が焦げるリスクを少しでも下げたい方はワックスフューチャーを一度検討してはいかがでしょうか?
アイロンで塗るより3~4回分の浸透力があるのもワックスフューチャーのメリット。
何度もワックスを塗るのが面倒だと感じている方におすすめです。

スノーグライド仕上げを行うことにより、手仕上げ以上にエッジが鋭くなります。
硬い雪を滑る方は一度スノーグライド仕上げを行うかどうか検討してはいかがでしょうか?
また、手仕上げでスキー板の細かな角度調整を行ったりすることも大切です。
愛用しているスキー板を最高の状態に仕上げ、これからのスキーライフを思い切り堪能してください!

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