公開日:2020年9月16日 更新日:2024年3月7日
【スキー】上級者向けパウダーワックスの仕上げ術!水滴もドンドン弾くプロのコーティング術!【タナベスポーツ】
上級者向けワックスの方法を知っていても最後の仕上げがキチンと行えているかが重要です。
仕上げの仕方一つでスキー板の状態が大きく変わってきます。
これからスキー板のメンテナンスを行う方のために上級者向けワックスの仕上げについて解説します!
目次(該当のシーンへ遷移します!)
静電気除去パッドの使用
パウダーワックスの仕上げを行う際、専用の静電気除去パッドを使用しましょう。
100%のフッ素が他のワックスと混ざらないようにするのが理由として挙げられます。
リキッドワックスをスキー板の滑走面に塗る
まずはリキッドワックスをスキー板の滑走面に適量垂らします。
パウダーワックスに比べてよく伸びるため、塗りムラが少なくて済むのがポイントです。
コルクのフェルト面でワックスを伸ばす
フェルト付きのコルクでスキー板の滑走面についたワックスを伸ばしていきます。
伸ばし終えたら、約10分乾かしましょう。
滑走面に残った余分なワックスをナイロンブラシで掻き出す
スキー板の滑走面に残った余分なワックスをそのままにしてはいけません。
専用のナイロンポリッシュブラシを使ってワックスを掻き出していく必要があります。
静電気除去パッドで仕上げ拭き
専用の静電気除去パッドで仕上げ拭きを行えば、ワックス仕上げが完了します。
スタートワックスのため、効果的なのはスタート後の100~200mです。
パウダーワックスとリキッドワックスの他にも固形ワックスやアイロンを塗るのが重要になってきます。
スタートワックスはアルペンレース・技術戦・スキークロス・モーグル・ハーフパイプに用いられます。
競技を意識している方はパウダーワックスとリキッドワックスの使い方を覚えましょう。
スノーボードでも同じように使うことができるため、これからスノーボードを始める方も覚えておいて損はありません。
最高の滑りを目指すためにワックスがけの方法を頭に入れておくことをおすすめします。