公開日:2020年9月19日 更新日:2024年3月7日
【プロ直伝】失敗しないワックスのはがし方 教えちゃいます!
スキー板のワックスがけを行った後、スキーワックスをはがさないといけません。
皆さんははがし方を理解しているのでしょうか?
人によっては雑に行っているかもしれません。
これからスキー板のメンテナンスを行う方のためにスキーワックスのはがし方について説明します。
目次(該当のシーンへ遷移します!)
サイドエッジのワックスをはがす
まずはサイドエッジのワックスをスクレーパーと呼ばれるアクリルの板ではがすところから始めます。
スクレーパーはサイドエッジを研ぐ際、狭い面を使用するのがポイントです。
広い面はスキー板の滑走面のワックスをはぐ時に使います。
ファイバーテックスを用いると、細かな溝のワックスが取れます。
滑走面のワックスをはがす
スキー板の滑走面についたワックスをはがす際、バイス台にスキー板を固定しましょう。
ワックスをはがす際にスキー板がずれてエッジや滑走面に傷がつかないようにするためです。
スクレーパーの広い面を進行方向に45度ほど傾け、滑走面のワックスをはがしていきます。
足の動きに合わせて進行方向に押すのがポイント。
親指で押すようにスクレーパーを持ちましょう。
スキー板についたワックスのはがし方を理解しているかどうかで滑走面やエッジの状態が変わってきます。
スクレーパーの使い方一つでも配慮しないといけないことが多く存在します。
雑にワックスをはがしてしまうと、返ってスキー板にダメージを与えてしまうことを頭に入れておきたいところ。
これを機にスキー板についたワックスのはがし方について見直してはいかがでしょうか?