【オフシーズンに筋トレ】ウエイトトレーニングの必要性!
オフトレーニングでの『筋力アップトレーニング』と言われて1番に思い浮かぶのはウエイトトレーニングだと思います。
中には必要以上の筋肉がつくから嫌だ、体重が増えるから嫌だと言った声も聞きます。
しかし大事なのは、ウエイトトレーニングは何のために必要なのか、なんでやるのか、これをちゃんと理解することです。
私自身もウエイトトレーニングの重要性をしっかり理解して取り組めたのは競技人生のほぼ後半でした。
だからこそ伝えたいです。
ウエイトトレーニングは必要です。
スキー上達につながるウェイトトレーニングとは
ウエイトトレーニングをやると体重が増えるからパフォーマンスにも響くという人もいますがそれは違います。
色々なトレーニング方法がありますが、自分が何をしているのかを理解し、何の目的でやっているのかを考えてやる事が重要です。
ウエイトトレーニングもそうです。
筋力アップはもちろんですが、それだけではなく、ウエイトトレーニングとスキーをリンクさせる事がポイントだと思っています。
ウエイトはウエイト、スキーはスキー、別物と考えて行っていた人はリンクさせるようにする事をおすすめします。
オフトレーニングの期間中は目に見えて成果が欲しい時期だと思います。
鏡で自分の身体をみて筋肉が増えた。
体重計にのって体重が減った。
これが『頑張った』の目に見えるわかりやすい成果です。
そうではなく、スキー上達につながる上手な身体の動かし方をするためのウエイトトレーニング、という思考が必要かと思います。
ウエイトトレーニングは目標を立てた期間中に重量をあげられるというプラン立てをする事も重要ですが、一番はスポーツに活かせる正しいフォームでできるかが一番重要です。
ボディビルダーなどを目指す人は見せる筋肉を鍛えますがスポーツにはほぼ必要ないと思います。
スポーツをやるにあたって必要な筋力は後ろ側の大きい筋肉です。
見せかけの筋肉を鍛えるのではなくポイントは股関節の屈曲、伸展運動をして、ハムストリング等を鍛える必要があります。
むやみに重りをあげるのではなくフォームを意識し、スキーとリンクさせてあげましょう。
筋力トレーニングの成果
外国人選手などの滑りを見ると、ほぼ全員がお尻で滑る事ができています。
特に硬いバーンや急斜面での対応能力は長けています。
スローモーションでみてもしっかりと地面を踏みつけられています。
地面反力をしっかりと使い、抜くところは抜き、踏ん張るところは踏ん張る事ができています。オフトレーニング中でもシーズン中でも、しっかりと筋力トレーニングができているのではないかなと思います。
スキー競技種目が異なりますがワールドカップ選手で大会前夜にウエイトトレーニングで下半身、上半身共にガッツリ刺激を入れているのを見ました。
しかも女性陣です。その選手達は次の日の大会で表彰台を独占していました。
もちろん調整はしているでしょうがウエイトトレーニングがどれだけ大事か私自身も再度気づかされました。
ウェイトトレーニングで大事なのはフォームと身体の使い方
ウエイトトレーニングは重りを頑張ってあげるトレーニングではなく正しいフォーム、身体の使い方を身体に教え込むトレーニング。
こういう考えで取り組むべきだと思います。
正しい身体の使い方に負荷をかけてあげてそれを冬場のスキーの上でも同じ事をする。
このリンク付けをできる為にオフトレーニングはウエイトトレーニングをやりましょう。
特に股関節の屈曲、伸展運動がうまくできるようになるとよりよいパフォーマンスが期待できる『スクワット』『ワンレッグデッドリフト』
この2種目は積極的にやっていきましょう。
スクワットに関しては股関節が開いた形の方がわかりやすいので『ワイドスクワット』をおすすめします。
まとめ
まとめですが、上手な身体の使い方、無駄のない身体の使い方を目的として冬場のスキーに活かせるようウエイトトレーニングをたくさん取り入れましょう。
正しい身体の使い方を身体に染み込ます為にも積極的にウエイトトレーニングを行いましょう。