【23-24NEWモデル(ブラストラック)】3代目FARTHER登場!!!BLASTRACKの定番モデルスキーが一新!?フルチェンジパワーアップ
「BLASTRACK(ブラストラック)」2023-24NEWモデルスキー板をご紹介!
BLASTRACKの木下寛章さんに、一新したNEWモデルの魅力をご紹介いただきました!ブラストラックライダーの素晴らしい滑りにも注目です。
目次(該当のシーンへ遷移します!)
FARTHER
こちらのモデルは、フルモデルチェンジして、現在3代目のモデルとなっています。
モールドからかなり変更されています。
このモデルの1番の特徴は一台のスキーでゲレンデエリア、スキー場のエリア、シーズンインからスプリングシーズンまで、一台で楽しめる作りに仕上がっている点です。
中でも圧雪のカービングもかなりずば抜けた性能を持っています。
今までオールマウンテンのスキーを履いたことのない方には、是非、切れ味を試しながらいろんなシチュエーションを楽しんでいただきたいです。
そしてこのトップ部分の最大幅139mmの幅の広さ、ウエストは90mmとなっており、ハイシーズンのパウダーをものすごく楽しく滑ることができます。
時期を問わずに一台でオールシーズンを楽しんでいただける相棒として、皆様におすすめしたいと思います。
STYLUS
ご覧の通り、こちらも23-24シーズンにフルモデルチェンジしています。
ソールは明るめのブルーになっています。
これまでの「STYLUS」はたわんで戻る、クイック感が特徴のスキーでしたが、それがさらにパワーアップしています。
今までもレスポンスは良かったんですが、さらに鋭い返りが楽しめるスキーになっています。
テールもツインチップになっており、ターン後半の抜けもかなり良くなっています。
従来から搭載しているの「ネオフレックスエッジ」はそのまま踏襲しています。
なのでコブにも思い切って突っ込んでチャレンジできる一台です。
コブを楽しめるスキーなのですが、クルージングがすごく楽しいのも「STYLUS」の特徴で、自分でたわませて戻ってくる、ターン弧を色々変化させながら楽しめる一台に仕上がっています。
IMPROVE 86/93
こちらはブラッシュアップした2機種です。
モールドは前モデル変更はありませんが、中の構造が見直され、足元のグリップ感がさらに向上しました。
よく試乗会で硬さの変化について聞かれるんですが、硬さ自体はそんなに柔らかくも硬くも変化はしていませんが、少ししっかりとしたたわみが感じられ、尚且つ足元のグリップを感じられるスキーに仕上がっています。
グリップ感が向上したことによって、ライディングの安定性がかなり向上しています。
IMPROVE 86はただライディングだけではなく、全日本の選手も使っているモデルで、ハーフパイプ、スロープスタイルでも全日本ワールドカップでも活躍しています。
普通のライディングだけでなく、パークで跳んだり壁に当てこんだり、自然の地形を使いながら楽しめるスキーです。
もちろんカービングもいけるんですが、面を使ってクイックに向きを変えられます。
スキーもずらしやすく、色々な使い方ができる一台になっています。
特にアルペンの方以外でも、テレマークの方は、ものすごく操作がしやすいスキーに仕上がっていますので、アルペン・テレマークの方両方に使っていただきたいモデルです。
MASSIVE 106
こちらはMASSIVEシリーズの中でもセンター幅が少し狭い、106mmのタイプです。
ゲレンデのエリアからパウダーエリアを一台で楽しんでいただけるスキーです。
中でも、センター幅106mmはゲレンデの中でもいろんなアイテム、例えばパークや壁などを、自然の地形で楽しみながら、脇のパウダーを攻めたり、シールをつけて山を登ってもよし、一台でなんでもこなしてくれるモデルに仕上がっています。
106mmの太さを感じさせずにゲレンデのクルージングを楽しめると言うのが一番の魅力かなと思っております。
ソールは若干蛍光になっており、ゲレンデをちょっと跳んだ時にかなり目立つんじゃないかなと思います。
こちらは少しワイドにした116mmのモデルもあり、こちらはもう少しパウダー寄りの仕上げになっています。
106mm/116mmどちらもすごく楽しいスキーになっていますので、滑るシチュエーションに応じて選んでいただければと思います。
ROC118
BLASTRACKのフルロッカー第2弾として製作されたスキーです。
22-23シーズンすでにパウダーで楽しまれたる方もいらっしゃるスキーですが、今年は雪が多いところ、少ないところ地域によって色々だったかなと思いますが、購入された方の話を聞きますと、「かなり楽しめた」と言ってくださるお客様がほとんどです。
私が聞いた限りではみなさん満足していただけるようなスキーになっているかと思います。
こちらのスキーはフルロッカーの形状を活かし、パウダーでの浮力、スムーズさに特徴のあるスキーです。
全体的にワイドなボディーなんですが、かなり軽量化されており、太いからと言って重いと言うことはなく、かなり軽さと安定感を持った楽しめるスキーに仕上がっております。
パウダーだけでなくゲレンデエリアに戻ってきた時にフルロッカーのサイドカービングをうまく使っていただければ、ゲレンデの中のクルージングもまあまあ楽しめるような作りになっております。
こう言った早いスキーでパウダーを楽しんでいただければと思います。
ELIXIR E
EとLの2タイプに分かれています。
デザインとしては、どちらの板も、ここ何年も白馬三山をモチーフにしたグラフィックを中心に展開しています。
こちらのテールには大きくE(エクシードの略)と入っています。
ハイスピードでの安定性を求めたスキーに仕上がっています。
これまでのELIXIERもかなりハイスピードでも安定性を持ったスキーでしたが、それをさらに1段階2段階グレードアップさせたのがこちらのタイプです。
主に得意なシチュエーションは圧雪のカービングです。
ここはすごく気持ちよく楽しむことができます。
加えて、ゲレンデ脇のパウダーや、春のちょっと緩んだ雪でも安定性を持ったクルージングが楽しめるようになっています。
ELIXIR L
EとLの2タイプに分かれています。
デザインとしては、どちらの板も、ここ何年も白馬三山をモチーフにしたグラフィックを中心に展開しています。
こちらはものすごく軽量化した、ライトタイプのスキーです。
テール側にL(ライト)と入っています。
重量は165cmで2分の1ペアで1,360g。かなり軽量化して作られています。
1日、朝から夕方まで滑っていただいても疲れにくく、快適にスキーを楽しんでいただけるスキーになっています。
履いた時だけでなく、リフトに乗った時や、駐車場からゲレンデに行く際も、持った瞬間に軽さがわかる板です。
軽さだけでなく、安定性・安定感も持っており、ミドルロングのクルージングやショートターン、コブなど様々なシチュエーションが楽しめます。
BLAZER
全部で14機種あるBLASTRACKのスキーの中で、ちょうど中間に当たるモデルです。
「STYLUS」「ELIXIR」のようにゲレンデを中心としたモデル、それから「SILVA」「ROC」などのパウダーをメインに使うモデルとの、ちょうど中間的なサイズがこちらのモデル。
ゲレンデで普通にクルージングを楽しんだり、ゲレンデ脇のパウダーを楽しんだり、それから今までバックカントリーをシールをつけて登ったこともないけれども、これから始めていきたいというような方にぜひ使っていただきたい一台に仕上がっております。
センター幅は97mmで、特別太いわけではありませんが、ハイシーズンのパウダーや春先のスプリングスノー、どの雪にも対応しやすいシェイプになっています。
特に3月の春先に山に行った時に、ちょうど良いサイズになっているかなと思います。
ブルーのタイプで「BLAZER TOUR」というモデルがあり、そちらとシェイプは全く同じです。
「BLAZER TOUR」はツアーリング専用モデルとして開発されており、「BLAZER」のシェイプのまま、ものすごく軽量化した造りとなっています。
逆に「BLAZER」の方は、ツアーモデルと比較すると若干重量はありますが、かなり安定したライディングに仕上がっています。
ゲレンデ、ゲレンデ脇、バックカントリーで使用してもかなり安定したライディングを楽しめるのが特徴のスキーです。
BRAZER LT
ライト&ツアーリングということで、LTと名がついています。
かなり軽量化して作られたスキーです。
元々は春先3月後半〜5月の春先のツアリング用に開発されたモデルです。
かなり軽量化されており、160cmの板で1,290gと非常に軽く造られています。
春先のロングツーリング、たとえば、2時間・3時間を超えるような長い距離のハイクでも、割と疲れ知らずで登ることができます。
もう一つの特徴として、ただ軽いだけでなく、かなりライディングも楽しめるスキーに仕上がっています。
非常に軽量な割に、足元がしっかりグリップし、長い距離のクルージングも楽しめるスキーです。
たとえば「シールをつけて山に登らない」という方、ゲレンデしか滑らないという方にもぜひ使っていただきたい板です。
バックカントリー志向でない方にも是非一度お試しいただきたいです。
VERSANT
センター幅103mm。
パウダーモデルとしては若干細めですが、全体的にしっかりとしたフレックス性を持っています。
パウダーの中、それから圧雪斜面をかなりスピードを出して楽しんでいただけます。
少し言い過ぎかもしれませんが、全部で14機種あるBLASTRACKのスキーの中では、一番速いと思います。
かなりスピードを出せて、スピードに乗れるスキーです。
スキーを横に向けるのを嫌がる性格を持ったスキーなので、どちらかというと縦長にラインをとっていく方向けに仕上がっています。
ある程度スピードを求めて、ハイスピードでガンガン攻めていく方には是非使っていただきたいモデルとなっています。