【23-24NEWモデルブーツ紹介②】絶対に失敗しないマストバイスキーブーツ!3ブランド7商品紹介!「上級オールラウンドブーツ編」

今回はタナベスポーツスタッフが「2023-2024年NEWモデルスキーブーツ」の中でも上級オールラウンドブーツをご紹介します!
ご紹介するのはLANGE/REXXAM/DALBELLOの3メーカー。
きっと好みのブーツが見つかるはずです!

タナベスポーツでは2023-2024年ブーツを「レーシング向け」「上級オールラウンド」「今季注目のブーツ」の3つテーマに分けてご紹介しています。

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紹介したスキーブーツ

LANGE:RS(レーシングスポーツ)シリーズ

RS(レーシングスポーツ)シリーズ

「LV」シリーズは足幅が97mm設計の幅広モデル。
「MV」シリーズは130と100にのみ用意されており、足幅が100mm設計の「LV」よりさらに幅広のモデル。

キューボックスも幅が広く作られており、足幅の広い人にも対応しています。
また、LANGEの特徴としては、一つのシェルに2種類の硬さの素材を使った「デュアルコア」が挙げられます。
足首など、しなやかに使いたい部分には柔らかい素材、背面やサイドなど、しっかりとパワー伝達したい部分には硬い素材がくるように作られています。
動画ではブーツ断面図をご用意し、実際に素材が違う部分をわかりやすくご紹介しています。
2種類の素材を一体化させることで、軽量化も図っており、以前より15%ほど軽量化されています。
15%というと、ブーツ片足あたり大体2.3〜2.5kgほどになり、かなり軽く作られています。

背面はビスでそのまま留められており、しなやかさが出るような構造になっています。

本体にSCと入っているものはショートカフとなっており、フレックス130以外のモデルは全てこのはショートカフを採用しています。
ショートカフのモデルはそれ以外のものと比べて、少しアッパーカフが短くなっています。

RSシリーズには、70〜140までの幅広いフレックスが用意されています。
中でも一番上級者向けのフレックス140「140 ZR 95mm」は選手用に近い構造になっていて、見た目も少し他のモデルと異なっています。
足幅はこれまでのものより狭めの95mm。
LANGEのレースモデルは足幅92mm、「LV」シリーズの97mmですので、「140 ZR 95mm」はちょうどその間をとった幅になっています。
インナーもWC(ワールドカップ)モデルに近い形状をしており、上半分に紐がついています。
フレックス130までのモデルと比べるとフィット感も良さそうな作りになっています。

ご自身のレベルに合ったフレックスのスキーブーツをお選びください。

140:
1級以上
130:
1級(一般上級者)
120:
2級

REXXAM:R-EVOシリーズ

R-EVOシリーズ

国産ブーツのREXXAMからは「R-EVO」シリーズの3機種をご紹介します。

R-EVO S

昨年度からの継続機種で、ほとんど変更はありません。
「オートフィット」というシステムを採用することで、ラスト幅が92mm〜96mmと幅広くフィットするようになっています。
「オートフィット」は、ブーツ自体に屈曲点という曲がる箇所を何箇所か設け、足が広い人が履くと自然に広がり、足が狭い人が履くとバックルを締めることでしっかりと足に張り付くという特徴を持っています。

今回ご紹介する3モデルの中では「R-EVO S」が一番敏感なブーツとなっています。
昨年、内側のシェルが1mm分厚く変更されており、これによってエッジの噛み過ぎないようなブーツになりました。

R-EVO M

今季はミディアムラストの「Mシリーズ」がリニューアルしています。
こちらも「オートフィット」採用でラスト幅96mm~102mmまで調整可能。
また、2023-24モデルはインナーが変更になっています。
BX-H22という「Sシリーズ」と同様の、センター部分にしっかりとしたリブが入ったインナーを採用。
「R-EVO PLUS」に採用されているBX-Hというインナーと見比べてみると、リブがしっかりとワイドに入っているのが分かりやすいです。
また、インナーの足首の付け根部分のスリットも変更されています。
背面部分は滑りにくく、インナーとシェルが一体化するような構造になっています。
REXXAMブーツはこうした細かな変更点が多く、細部までこだわって作られています。

R-EVO PLUS

こちらも「オートフィット」採用でラスト幅96mm~103mmまで調整可能。
Mとほとんど変わらないラストですが、素材的にすごくしなやかに作られており、履いてみるとより広がる感覚が得られます。
インナーはBX-Hを採用。
非常に軽い素材で作られており、とても軽量にできています。
ブーツ底面は底部分をビスで打って貼り付けた形になっています。
また、ところどころ底部がくりぬかれており、これによって軽量化を図ると同時に、滑る時にシェルの捩れが出るので「R-EVO S」と「R-EVO M」くらべて遊びが出やすい作りになっています。
ずらし操作でもブーツがねじれてくれて、エッジがかかりすぎないブーツに仕上がっています。

フレックスはどれも同様で、基本的に全てのモデルが1級以上のユーザーを想定していますが、ラスト幅や本体の重量によって以下のように使い分けが可能です。

S:
足が狭い人/より敏感に使いたい人/テクニカル・1級以上の型
M:
楽な方が良い方
PLUS:
軽くて操作性がいいので、年配の方/女性などパワーのない方

DALBELLO:DRSシリーズ

DRSシリーズ

鮮やかなカラーのスキーブーツ。
今回の動画では「DRS 130」と「DRS WC SS」をご紹介します。
ラスト幅はそれぞれ「DRS 130」97mm、「DRS WC SS」92mm。
どちらも外見は同じデザイン、同じ幅で作られており、シェルの厚さを変えることでラスト幅を変えています。
このためブーツ自体の外寸は、他のメーカーの97mmラストのブーツよりも狭く、タイトに見えます。

DRS 130

非常に敏感なブーツです。
今季はインナーブーツが新しくなって登場。
これまでDRSを履いたユーザーの方からは「甲が痛い」「狭い」という声が多かったのですが、今回はその部分が改良されています。
インナーのタング部分を取り外してみると、甲の部分のパーツがくり抜かれていることが分かります。
これによって足の締め付けが緩和されます。
足首の付け根部分は血管や神経が集中しているところですので、その部分が楽にあることで足も冷えにくくなります。
インナー分ブーツは「My Fit」採用。
こちらはインナーだけでなく、シェルも熱成形可能。
オーブンに入れて整形することで、より足に馴染むような設計になっておりますので、ぜひ店舗にてご相談ください!

また、今季はベルトもフックでひっかけるタイプに仕様変更されています。
130は上級モデルですので、1級くらいの方向けのスキーブーツとなっています。

110など下のクラスもあり、そちらは2級など、レベルアップを目指したい方向けにおすすめのブーツとなっています。

DRS WC SS

こちらは「My Fit」不採用のモデルです。

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