【初心者でもパークが楽しくなる！】スキーでパークに初挑戦！米谷優さんがフリースタイル・パークを楽しくレッスン！～前編～

TVやYoutubeでトップ選手が行うパークをみてしまうと、「パークってレベルが高くて難しいのでは？」と考えがちですが、階段の一段を飛んだり、何もないところで少し回るのでも立派なフリースキーです。
レベルに合わせて挑戦してみましょう！

まずは初中級車でもチャレンジしやすいパーク入門レッスンから初めてみましょう。
フリースキーを行う時は保険に入っておくと安心です！

今回は危なくないところから一つ一つジャンプにチャレンジし、その後ガードレールを擦るような「ジブアイテム」にチャレンジしてみます！

スロープスタイル

障害物やジャンプ台を使ってアクロバティックな技で採点を競う競技

ハーフパイプ

パイプを半分にカットしたような場所で両方の壁でジャンプし技を決める競技

ビッグエア

一つのジャンプで技の綺麗さやかっこよさを競う競技

フリーライド

最近流行っている競技
ビックマウンテンでラインを競う競技

長すぎる板は取り扱いがしづらいため、大体ご自身の顎〜頭くらいの長さがおすすめです。
初心者の方は短めのものを選んでいただき、板の取り扱いを覚えてから好みの長さに変えていってください。
※米谷優さんは取り扱いに慣れているため、好みの長い板を使用しておられます。

雪のコンディションや、どんなアイテムが何があるかわからないため、いきなり入らないようにしましょう。 まずはどんなアイテムがあるか、大きさ・形状などをチェックし、アイテムを選んで練習を始めましょう。 自分がやったことのないアイテムや自信がないものはパスしてもOKです！

初心者向けのパークもあるのでまずはそこから始めてみましょう！

レール

難易度高めです。
自分がやったことないなと思うアイテムはどんどんパスしていきましょう。

キッカー

スキー場によって○メートル級とという数字が若干前後します。
大きいものは浮遊時間が長く、リカバリーが効きやすいというメリットがあります。
怖いと感じると体が後ろにいってしまうので、キッカーに慣れるまでは無理のない大きさにチャレンジしましょう。

初心者パーク

初めての人はここから挑戦！
ジャンプ台も飛距離がなく、基本的なポジションから練習できるように作られています。

助走でどれだけ安定したポジションでいけるかがとても重要になってきます。
逆に、安定したポジションでいけばバランスが崩れることはありません。

まず板を肩幅くらいに開き、軽くインエッジを噛ませるくらいに意識します。
この状態でジャンプに失敗する人は飛んだ時に腕が後ろに行って、そりかえるような姿勢になっています。
手は前に出し、膝と股関節を曲げてしゃがんでいきます。

スキーをすると「脛とブーツに前圧をかけて」と言われますが、前圧をかけようとして前傾姿勢にならないように、ブーツを上から押し付けるようにします。

体の真ん中でしゃがめば前圧がかかるようになります。

上から来る人の邪魔にならないように後方確認をし、邪魔になりそうであればすぐにコースの端の安全な場所に移動するようにしましょう。

上記で説明した姿勢に気をつけながら実践！

この動きで台がどう上がってどう抜けて行くのかがわかったら、今度は少しずつスピードを上げていきます。
慣れてきたら台の頂点で踏み切って少しジャンプにも挑戦してみましょう。

まずは板を揃えて密脚でまっすぐ、慣れてきたら横向きの滑走ができるように練習しましょう。 その状態でBOXの上でスライドできればOK!

レベルに合わせて無茶せず練習を続けていきましょう◎

フォルクルの板は毎年デザイナーさんが変わったり、斬新なデザインを行っているメーカーです。
23-24モデルは特に面白く、目を引くようなデザインとなっています。

雪男が選んだ板。
オールラウンドに使える板で、センターも太いのでパークもパイプもフリーライドも楽しめます。

米谷優さんの板。
チップ&テイルロッカーという形状をしており、パークをメインに使用できる板です。