【キレキレのカービング】正しいポジションが必要不可欠！奥村駿選手のスキー＜トレーニング法＞

キレを作るためには板のたわみが必要不可欠となってきます。
そしてしっかりとしたたわみを出すためには、スキーのセンターにしっかりと乗っている必要があります。
まずはしっかりとポジションをキープしながら、低速で滑る練習をします。

前後のセンターだけでなく左右のバランスも大切です。
左右のバランスをキープするためにストックをストックの中心を両手に持ち、板と平行になるように持って滑ってみましょう。

この時、体を捻らず、板とストックを同じ向きにキープするようにしましょう。

カーブの際も体を捻らず、常に真ん中をキープするようにしましょう。

ターンの際に板とストックの方向にずれが出る場合は、体の向きがセンターに対して違う方向を向いてしまっています。
こういった体の左右のバランス差を知り、修正していきます。

スピードを上げていくと、ターンの際の体の捻れだけでなく内傾も出てくるので、しっかりとスキーの真上に立つことを意識しましょう。

練習の際にストックと板を確認するために頭を下に向けてしまうと、今度は頭が前にいってしまい、前後のセンターがキープされなくなってしまいます。

左右のポジションだけでなく、前後のポジションもしっかりと意識するようにしましょう。

シンプルですが、この動きで前後のセンターと左右のセンターの位置を作っていき、より高速のトレーニングに繋げていくと効果的です。

奥村選手はシーズン中には決まった内容の基本トレーニングを朝イチに行い。
そこから実践トレーニングを行っています。
先ほどご紹介したトレーニングはその中の一つとして常に実践しています。 また、アルペンのジュニアの選手や、ナショナルチームの選手もこういった運動を繰り返し練習しています。

特に基礎スキーは、場合によって前後に体を傾けたり、内向・外向を強くすることが必要になってきます。
この姿勢の使い分けの際に自分の体のセンターを知っておくことが非常に重要になってきます。

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