【パウダースキー入門】教えてぷっちょさん!初心者でも楽しい!イルカでふわんふわんなパウダースキー
今回は<ぷっちょさん>こと<鈴木裕樹選手>に<パウダースキーの滑り方>を教えていただきました。
秘訣は「イルカになった気持ち」?
新雪50cm×オンピステ板×初心者でも楽しくすべるコツ教えます!
ぷっちょさんの「大人スキーチャンネル(仮)」はこちら
目次(該当のシーンへ遷移します!)
ポジションと動き
オンピステ用のスキーはトップがあまり広くなく、センター幅も広くない、基本的にはオンピステでキレの良いターンをするためのスキーとなっています。
パウダーを滑る際には浮力が必要になってくるため、こういったスキー板は少し不利になってきます。
しかし、ポジションを調節することで、オンピステ用のスキーでもパウダーを楽しむことができます。
オンピステで滑る時は、膝をまげ、スネがブーツの前に当たっている状態になると思います。
同じ姿勢をパウダーで行うとトップがどんどん雪に潜ってしまうので、スピードが出なかったり、場合によっては止まってしまうこともあります。
パウダーを滑る際は後ろに重心を置くように、ふくらはぎに少し乗るくらいの感覚で滑ってみましょう。
トップを浮かすようなイメージで、これが基本的なポジションとなります。
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頭が後ろに倒れる感じではなく、お尻を少し引いて、ふくらはぎ側に重心を乗せる感覚です。
このポジションをキープし、上下運動をしながら滑ってみましょう!
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うまく乗れるとイルカのようにふわんふわんとした感覚で滑ることができます。
ターンの練習
深雪は雪の抵抗が大きく、足を開いていると雪で内足を取られてしまうので、スタンス幅は狭めで一本のスキー板に乗っているような感覚で滑ってみましょう。
また、上下運動はターン中は沈み込み、切り替えのタイミングで浮かすようにしましょう。
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ストックはターンしたい方向に突き、浮力で上に抜きながらターンしたい方向に体を方向けます。
パウダー用のスキーを履くと楽なのは間違いないですが、時々オンピステ用のスキーでパウダーを楽しむのも、自分の技術の幅を広げる役に立ちます。
ぜひ実践してみてください!
今回使用したスキー板はこちら!
SALOMON S/MAX 12
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センター幅72mmのオンピステ用スキー板です。
スピーディーかつ正確なカービングターンが可能なオールラウンドモデル。
さらなるパワーをエッジに送り込み、グリップ力、加速力を高めて、スキーヤーのスキルをワンランク上へと押し上げます。